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国際バカロレア(IB)完全ガイド:PYP・MYP・DPの仕組みから科目選択・大学進学まで徹底解説【2026年版】

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2026年最新
国際バカロレア(IB)完全ガイド:PYP・MYP・DPの仕組みから科目選択・大学進学まで徹底解説【2026年版】 - ELTスクール 英語学習コラム
田中 達也

執筆者: 田中 達也|ELT日本法人 代表

国際バカロレア(IB: International Baccalaureate)とは、1968年にスイス・ジュネーブで設立された国際バカロレア機構(IBO)が提供する国際的な教育プログラムです。世界160カ国以上、約6,000校で採用されており、日本国内ではDP(ディプロマ・プログラム)認定校75校を含む200校以上がIBプログラムの認定を受けています(2025年6月時点)。

IBはPYP(3〜12歳)、MYP(11〜16歳)、DP(16〜19歳)の3プログラムで構成されます。最終課程のDPを修了すると、世界100カ国以上、20,000校以上の大学に出願できる国際的な大学入学資格を取得できます。DPは6科目×7点+コア3点の45点満点で評価され、世界平均は約30点です。

「IBは大変と聞いた」「うちの子に合うのか」「他のカリキュラム(A-Level/AP)との違いは?」——こうした疑問を持つ方に向けて、この記事ではIBの全体像、科目構造、評価の仕組み、大学進学、日本のIB認定校リスト、そして「IBが合わなかった場合の選択肢」まで、網羅的に解説します。

国際バカロレア(IB)とは——世界160カ国で認められる教育プログラム

国際バカロレア(International Baccalaureate、通称IB)は、もともとスイスのインターナショナルスクールに通う駐在員の子どもたちが、母国に帰っても大学に進学できるよう、国際的に通用する入学資格として開発されました。

設立以来50年以上を経た現在、IBは世界160カ国以上、約6,000校で採用される世界最大級の国際教育プログラムに成長しています。日本でも文部科学省がIBの普及・拡大を推進しており、認定校数は年々増加しています。

IBの教育理念——「何を知っているか」ではなく「どう学ぶか」

IBが日本の教育と最も大きく異なるのは、「知識の量」ではなく「学び方の質」を重視する点です。

IBは「学習者像(Learner Profile)」として10の資質(探究する人、知識のある人、考える人、コミュニケーションできる人、信念のある人、心を開く人、思いやりのある人、挑戦する人、バランスのとれた人、振り返りができる人)を掲げています。この理念は3つのプログラム(PYP/MYP/DP)すべてに一貫して流れており、「正解を覚える」のではなく「問いを立てて探究する」教育が実践されます。

IBの3つのプログラム——PYP・MYP・DPの仕組みと接続

IBは年齢に応じて3つのプログラムに分かれています。

プログラム

対象年齢

学年の目安

特徴

評価方法

PYP(初等教育プログラム)

3〜12歳

幼稚園〜小5相当

6つの探究テーマ(Transdisciplinary Themes)を通じた教科横断型学習。「教科の壁がない」のが特徴

学校内部での評価。外部試験なし

MYP(中等教育プログラム)

11〜16歳

小6〜高1相当

8つの教科グループ。プロジェクト型学習と学際的な学び。Personal Projectが集大成

学校内部評価+eAssessment(任意)

DP(ディプロマ・プログラム)

16〜19歳

高2〜高3相当

6科目+コア3要件(TOK/EE/CAS)。45点満点。世界統一の最終試験

外部試験(世界統一)+内部評価(IA)

PYP→MYP→DP:一貫した哲学、段階的に上がる難易度

3つのプログラムは「探究型学習」という共通の教育哲学で繋がっていますが、MYPからDPへの移行で難易度が急上昇します。MYPまでは学校ごとの裁量が大きく比較的自由度が高いのに対し、DPに入った瞬間、世界統一の外部試験と膨大な記述課題が課されます。この「断層」がIBの最大のハードルです(後述)。

なお、3プログラムすべてを提供する学校は「IB一貫校」と呼ばれますが、PYPだけ、MYPだけ、DPだけを導入している学校も多くあります

各プログラムの詳細はこちらの記事をご覧ください。

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DPの仕組み——6科目+コア3要件=45点満点

DPはIBの最終課程であり、大学入学資格の取得に直結するプログラムです。ここではDPの構造を概要レベルで解説します。

6つの教科グループ

以下の6グループから各1科目を選択します。そのうち3科目をHL(Higher Level / 上級)、3科目をSL(Standard Level / 標準)として履修します。HLはSLの約1.5倍の授業時間があり、学習内容も深くなります。

Group

分野

主な科目例

1

言語と文学(母語)

Japanese A Literature, English A Language & Literature

2

言語習得(外国語)

English B, French B, Mandarin Ab Initio

3

個人と社会

History, Economics, Geography, Psychology, Business Management

4

理科

Physics, Chemistry, Biology, Computer Science, ESS

5

数学

Mathematics: Analysis and Approaches (AA), Mathematics: Applications and Interpretation (AI)

6

芸術

Visual Arts, Music, Film, Theatre(または他Groupから追加1科目で代替可)

コア3要件(TOK・EE・CAS)

6教科の成績(7点×6科目=42点満点)に加え、DPには「コア」と呼ばれる3つの必修要件があり、これが最大3点加算されます。

コア要件

内容

TOK(Theory of Knowledge / 知の理論)

「知識とは何か」を問う哲学的な授業。エッセイ(1,600語)と展示

EE(Extended Essay / 課題論文)

自分で問いを立て、4,000語の学術論文を執筆

CAS(Creativity, Activity, Service)

創造的活動・身体活動・奉仕活動を2年間継続

合計45点満点。24点以上でディプロマ取得の最低条件を満たします。 ただし、CASが未達成の場合はスコアに関係なくディプロマは授与されません。

科目選択の戦略(Math AA vs AI、志望学部別の組み合わせ)、TOK/EE/CASの具体的な攻略法、IA(内部評価)の詳細は以下の記事で詳しく解説しています。

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IBスコアの意味——何点取れば、どの大学に出願できるのか

点数帯の目安

スコア帯

意味

24点

ディプロマ取得の最低ライン

30点

世界平均。多くの大学の出願条件を満たす

36点以上

Russell Group等のトップ大学に競争力のあるスコア

40点以上

Oxford/Cambridge/Ivy Leagueへの出願圏

45点(満点)

全世界で毎年約200〜300名のみ

世界・日本のトップ大学が求めるIBスコア目安

大学

推奨IBスコア

HL要件

Oxford

38〜40

6,6,6以上(学部により7を含む)

Cambridge

40〜42

7,7,6以上

Harvard / Ivy League

40〜43

課外活動・エッセイも極めて重要

UCL / Imperial / LSE

36〜39

学部によりHL要件あり

東京大学(帰国生入試)

36〜40(目安)

早稲田・慶應・上智(国際系)

34〜38

注意: 多くの大学は最終試験結果ではなく「Predicted Score(予測スコア)」で出願を受け付けます。 つまりDPが始まった段階から、すべての課題とテストが大学入試に直結しています。Predicted Scoreの仕組みと出願戦略の詳細は以下の記事をご覧ください。

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IBと他の国際カリキュラム(A-Level・AP)との違い

「IBが唯一の国際カリキュラムではない」ことを知っておくことは重要です。世界の主要な大学入学資格には、IB以外にA-Level(英国式)とAP(米国式)があります。

特徴

IB DP

A-Level

AP

科目数

6科目+コア3要件

3〜4科目のみ

任意(通常5〜8科目)

学習スタイル

広く、バランスよく(オールラウンド型)

狭く、深く(スペシャリスト型)

通常の高校カリキュラム+AP科目追加

評価

45点満点

A*〜E(6段階)

1〜5(5段階)

コア要件

TOK/EE/CAS必須

なし

なし

再受験

原則不可

Modular方式ならRetake可

毎年受験可

向いている子

オールラウンダー。まだ専門を決めていない

特定科目が突出して得意。凸凹がある天才肌

アメリカの大学を主に目指す

IBDPは6科目+コア要件の「量」が最も過酷とされますが、その分「幅広い教養と探究力」が身につきます。 特定の3科目に集中したいならA-Level、アメリカの大学を主に目指すならAPも選択肢に入ります。

詳細な比較はこちらで詳しく解説しています。

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IBはなぜ「大変」と言われるのか——MYP→DPの断層と日本人の壁

「IBの最後の2年間(DP)は、寝る時間がないほど忙しいと聞いた」「課題が多すぎて、途中でドロップアウトする子がいると聞いた」「日本人の子供にはハードルが高すぎるのではないか」——こうした声はELTにも多数寄せられます。

結論から言えば、IBDPが世界で最も負荷の高い高校カリキュラムの一つであることは事実です。 ただしその「大変さ」には明確な構造的理由があり、理由を理解して準備すれば十分に乗り越えられます。

MYPとDPの間にある「断層」

多くの生徒がDPで苦しむ最大の原因は、MYPまでとDPの難易度に大きなギャップがあることです。

MYPまでは学校ごとの裁量が大きく、比較的自由な雰囲気で学べます。独自の評価基準で運営されている学校も少なくありません。しかしDPに入った瞬間、世界統一の厳格な外部試験、4,000語の学術論文(EE)、哲学的なエッセイ(TOK)、課外活動の記録(CAS)が一気に降りかかります。

この「温度差」に準備なしで飛び込み、高2〜高3の段階でパニックに陥るケースが後を絶ちません。

日本人が直面する2つの「見えない壁」

日本人のご家庭の場合、DPの難易度に加えてさらに2つの壁が立ちはだかります。

壁①: 「正解暗記型」から「探究型」への転換

日本の教育は「先生が教えてくれた正解を覚える」ことが中心ですが、IBは「Inquiry-based Learning(探究学習)」です。「なぜその公式になると思う?」「この歴史的事件の別の側面は?」と常に問いかけられます。

「正解を教えてほしい」というマインドセットのままDPに入ると、TOKやEEで「自分の論(Argument)」が構築できず、評価されません。

壁②: CALP(学習言語能力)の不足

「日常会話はペラペラだから大丈夫」は大きな誤解です。IBで求められるのはCALP(Cognitive Academic Language Proficiency)——認知・学習のための高度な言語能力です。

「英語で友達と話す」のと「英語で光合成の仕組みを論述する」のは別次元のスキルです。CALPが不足していると、「内容は理解しているのに、英語で表現できずに減点される」という悔しい事態に陥ります。HistoryやEconomicsのエッセイでは因果関係を論理的に説明する力が求められ、BiologyやPhysicsでは複雑な現象を正確な定義で記述する力が必要です。

脱落を防ぐために今からできること

  1. 「正解のない問い」に慣れる。 家庭内でニュースについて議論するなど、クリティカルシンキングの種をまく
  2. CALP(学習言語)の先取り。 選択予定の科目の専門用語や概念を、英語でインプットしておく
  3. MYP期間からの準備。 DPが始まる直前ではなく、MYPの段階から「探究サイクル(問い→調査→発表)」を回す経験を積む

IBが合わなかったら?——A-Level・IGCSE・APへの移行と併用

IBDPは素晴らしいカリキュラムですが、すべての生徒に合うわけではありません。6科目+コア要件の負荷が合わない、特定の3科目に集中したい、あるいはDP Year 1の成績が振るわず別の道を探したい——こうした場合に検討できる選択肢を整理します。

MYP修了後にA-Level校に転校する

MYPまでIB校で学び、DPには進まずにA-Level校(Harrow Appi、Rugby School Japan等)に転校する方法です。MYPで培った探究学習のスキルはA-Levelでも活きます。特にA-LevelのEPQ(Extended Project Qualification)はMYPのPersonal Projectとの親和性が高く、IBの経験が強みになります。

転校のタイミングはYear 12(高2)の9月までが標準的です。 Year 13途中からの編入は現実的ではありません。MYPのeAssessment結果がA-Level校の入学審査で参考にされるケースもあるため、MYPの成績を維持しておくことが重要です。

DP途中からA-Levelへの切り替え

DP Year 1(高2)で成績が振るわず、A-Levelへの切り替えを検討するケースです。

現実的には「DP Year 1を中断してA-Level Year 12に入り直す」形になるため、1年間のロスが発生する可能性が高いのが最大のリスクです。DP Year 1の前半(9〜12月)のうちに判断し、翌年9月にA-Level校のYear 12に合流するのが最も現実的なルートです。

もう一つの選択肢として、DPを最後まで続けつつ、A-Levelを1〜2科目Private Candidate(独自受験)として追加受験する「DP+A-Levelサプリメント」戦略もあります。DPの保険としてA-Levelのスコアを持っておくことで、英国大学への出願オプションが広がります。

IB校に在籍しながらA-Level/APを独自受験する

IB校に在籍したままDPを進めつつ、並行でA-Levelの科目を1〜2つPrivate Candidateとして受験する方法です。英国大学への出願でIBスコアとA-Levelスコアの両方を持つことで、選択肢が広がります。

アメリカの大学を目指す場合は、AP試験を追加で受験することも可能です。AP試験はIB校の在籍に関係なく受験でき、科目によっては大学の単位認定にも使えます。

A-Levelの独自受験の詳しい方法は以下の記事でまとめています。

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DPを取らずにCertificate(科目証明)で卒業する

DPの全要件を修了せず、個別科目の成績証明(IB Course Results / Certificate)のみで卒業する選択肢もあります。ディプロマ(資格)は授与されませんが、科目ごとの成績は一部の大学で出願に使えるケースがあります。

ただし「ディプロマなし」は多くの大学で不利に働くため、DP修了を目指すことが原則、Certificateは最後の手段として捉えてください。

どのケースでも重要なこと

カリキュラムの移行・併用は「科目の学習」以上に「出願戦略の設計」が成否を分けます どのタイミングで切り替えるか、大学出願にどう影響するか、Predicted GradesやPredicted Scoreをどう確保するか——こうした判断は、カリキュラム横断の知見を持つ専門家のサポートを受けることを強く推奨します。

日本国内のIB認定校——インター校と一条校の2つのルート

日本国内でIBプログラムの認定を受けている学校は、プログラム単位で268件(2025年6月時点)です。内訳はPYP認定80校、MYP認定44校、DP認定75校、CP認定1校。PYP・MYP・DPの複数プログラムを提供する学校(KIST、アオバ、清泉等)は複数回計上されるため、ユニークな学校数はこれより少なくなります。

日本のIB校は大きく「インターナショナルスクール」と「一条校(日本の学校法人)」の2つのルートに分かれます。

インターナショナルスクールのIB認定校(DP提供校の例)

学校名

所在地

IBプログラム

特徴

KIST(Kインターナショナルスクール東京)

東京(江東区)

PYP/MYP/DP

IB一貫校。DPスコア日本トップクラス

アオバジャパンインターナショナルスクール

東京(練馬区等)

PYP/MYP/DP

複数キャンパス。IB一貫校

TIS(東京インターナショナルスクール)

東京(港区)

PYP/MYP/DP

IB一貫校。2026年新校舎移転

清泉インターナショナルスクール

東京(世田谷区)

PYP/MYP/DP

女子校。IB一貫校

Saint Maur International School

横浜

DP

日本最古のインターの一つ。1984年からDP認定

Horizon Japan International School

横浜

PYP/MYP/DP

CIS/WASC/IB三冠認定

日本のIBトップ校:

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一条校(日本の学校法人)のIB認定校

日本の私立・公立学校がIBを導入するケースが急増しています。 学費はインターの半額以下で、高校無償化の対象にもなります。

学校名

所在地

IBプログラム

開智日本橋学園

東京(中央区)

MYP/DP

東京都立国際高等学校

東京(目黒区)

DP

玉川学園

東京(町田市)

MYP/DP

茗溪学園

茨城(つくば市)

DP

仙台育英学園(秀光)

宮城(仙台市)

MYP/DP

広島叡智学園

広島(大崎上島町)

MYP/DP

「日本語DP」とは: DPの一部科目(数学、理科等)を日本語で履修し、最終試験も日本語で受けられる仕組みです。英語力に不安がある場合でも、IBDPの取得が可能になります。ただし、英語でDPを履修した場合と比べて海外大学への出願時にアピール力が異なる点は留意が必要です。

一条校IB・インターコースの学費比較はこちらの記事をご覧ください。

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IBスコアで日本の大学に出願する方法

2026年時点で、82大学(国立27校、公立8校、私立47校)がIBスコアを活用した入試を実施しています。世界大学ランキング日本版TOP10のうち、国立大学9校がIB入試を導入しており、IBスコアは日本の大学入試でも年々活用の幅が広がっています。

IB入試の基本的な流れ

時期

内容

高2〜高3(DP期間)

継続的にスコアを積み上げる

6〜7月頃

私立大学のIB入試出願開始

7〜8月頃

国立大学のIB入試出願開始

9〜11月頃

選考(書類審査、小論文、面接)

11〜12月頃

合格発表

選考ではIBスコアに加え、小論文と面接が課されるのが一般的です。大学によってはEEの要約やTOKに関するレポートの提出が求められることもあります。

出願にはPredicted Score(予測スコア)が使われるケースが多いため、DPが始まった段階から一つ一つの課題とテストの成績を積み上げていくことが重要です。

IB卒業後の進路(海外大学・国内大学)の詳細はこちらをご覧ください。

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IBへの挑戦を、専門家と共に——ELTのIBサポート

IBは「世界で最も過酷な高校カリキュラム」と言われますが、乗り越えた先に「世界中の大学で通用する圧倒的な思考力とスキル」が得られる素晴らしいプログラムです。

ELTでは、IB経験豊富なプロフェッショナル講師が「DPのシェルパ(ガイド)」として伴走します。

  • 科目指導: Math AA/AI、Physics、Chemistry、Economics等のHL/SL科目を英語のまま分かりやすく解説
  • TOK/EEサポート: テーマ設定の壁打ちから、論理構成の添削、引用ルールの指導までマンツーマンで指導
  • CALP(学習言語能力)の強化: IA(内部評価)やTOKエッセイに必要なアカデミック英語の表現力と論理構成力を鍛える
  • カリキュラム戦略: IB/A-Level/APの比較検討、IB→A-Levelの移行判断、出願戦略設計のカウンセリング

IB対策の詳細を見る →

よくある質問

A

1968年にスイス・ジュネーブで設立された国際バカロレア機構(IBO)が提供する国際的な教育プログラムです。世界160カ国以上、約6,000校で採用されています。PYP(3〜12歳)、MYP(11〜16歳)、DP(16〜19歳)の3プログラムで構成され、DPを修了すると世界100カ国以上の大学に出願できる国際的な大学入学資格を取得できます。

A

45点満点中、24点がディプロマ取得の最低ライン、世界平均は約30点です。英国Russell Group大学では36〜39点、Oxford/Cambridgeでは40〜42点が目安。日本の難関大学(東大・京大等)のIB入試では36〜40点が競争力のあるスコアとされます。

A

使えます。2026年時点で82大学(国立27校、公立8校、私立47校)がIBスコアを活用した入試を実施しています。東京大学、京都大学、大阪大学をはじめ主要な国立大学のほとんどがIB入試枠を設けています。

A

難しさの質が異なります。IBDPは6科目+コア要件の「量」が難しく、A-Levelは3科目の「深さ」が難しい。全科目バランスよく学べるオールラウンダーにはIB、特定科目が飛び抜けて得意な生徒にはA-Levelが向いています。大学側はどちらも同等に評価しています。

A

可能です。「日本語DP」実施校では、数学や理科等を日本語で履修し、最終試験も日本語で受けられます。開智日本橋学園、都立国際高校、玉川学園、茗溪学園などが日本語DPを実施しています。

A

プログラム単位で268件(2025年6月時点)。DP認定校は75校、DP候補校が7校です。インターナショナルスクールだけでなく、一条校(日本の私立・公立学校)でも導入が進んでいます。

A

DPを途中で中断し、A-Level校に転校する選択肢や、DP全体ではなく個別科目の成績証明(Certificate)のみで卒業する選択肢があります。またIB校に在籍しながらA-LevelやAPを独自受験して出願の選択肢を広げる方法もあります。ただしタイミングによっては1年間のロスが発生するため、できるだけ早い段階(DP Year 1の前半)で判断することが重要です。

A

可能です。MYP修了後にA-Level校(Harrow Appi、Rugby School Japan等)に転校する方法と、IB校に在籍しながらA-Levelを独自受験(Private Candidate)する方法があります。後者の詳細は「A-Level完全ガイド — Private Candidateという選択肢」をご覧ください。

執筆者について

田中 達也

田中 達也

ELT日本法人 代表

早稲田大学創造理工学部総合機械工学科を卒業後、同大学大学院に進学し、数値流体解析の研究に取り組む。大学院在学中、アメリカ・ヒューストンにあるライス大学で招聘研究員として宇宙船の流体シミュレーションに従事する。日本に帰国後は研究を継続する傍ら、ハーバード大学やインペリアル・カレッジ・ロンドンでキャリアフェアの開催を手掛ける。2019年には在学中にセキジン合同会社 (現 株式会社 ELT Education) を設立。2020年、英国法人 ELT School of English Ltd. と提携し、日本市場向けのオンライン英会話事業を開始。創業以来、1,000名以上の英語学習者のカウンセリングを行う。

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