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【2026年度版】東京のインターナショナルスクール高校選び決定版|偏差値・学費・進学実績で比較

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2026年最新
【2026年度版】東京のインターナショナルスクール高校選び決定版|偏差値・学費・進学実績で比較 - ELT英会話 英語学習コラム
田中 達也

執筆者: 田中 達也|ELT日本法人 代表

「高校からインターナショナルスクールに転校させたい」

「日本の詰め込み教育ではなく、海外大学を目指せる環境に移りたい」

そう考えたとき、多くのご家庭が直面するのは「高校入学(High School Entry)」の圧倒的な壁です。

小学校や中学校からの入学に比べ、高校からのインター編入は、高度な英語力要件、IB(国際バカロレア)などのカリキュラム適応、そして「日本の大学受験資格」という法的課題が複雑に絡み合います。

本記事では、東京および近郊の主要インターナショナルスクールを「入学難易度」と「カリキュラム」で分類し、高校からでも合格・適応するための現実的な攻略法を解説します。

1. 高校からのインター転校:知っておくべき「3つの壁」

憧れだけで飛び込むと失敗します。まずは現実的なハードルを理解しましょう。

① 英語力の壁(ネイティブレベル必須?)

高校課程(Grade 10-12)では、シェイクスピアを原書で読み、物理や歴史を英語で議論します。

  • 目安: 英検1級、TOEFL iBT 80〜90以上。
  • 現実: 多くの伝統校(ASIJなど)は「ESL(英語補習)なし」が基本。授業についていける英語力が前提条件です。

② カリキュラムの壁(IB/A-Level)

高2・高3にあたる最後の2年間は、IBDP(国際バカロレア・ディプロマ)やA-Level(英国式)といった超難関カリキュラムが始まります。

これらは「英語で学ぶ」だけでなく、「探究的な学習スキル」がないとスコアが取れず、大学進学に響きます。

③ 「一条校」問題(日本の大学に行けるか)

多くのインターナショナルスクールは、日本の法律上は「各種学校」扱いです。

  • 文科省認定校: 日本の高校卒と同等とみなされ、日本の大学を受験可能(ASIJ, KIST, BSTなど主要校は認定済み)。
  • 非認定校: 日本の大学を受けるには「高卒認定試験」の合格が必要。

2. 【難易度別】東京の高校インターナショナルスクールMAP

「高校から入れるか?」という視点で、都内の学校を3つのTier(層)に分類しました。

Tier 1:超難関・伝統校(Super Competitive)

特徴: 歴史があり、海外名門大への実績が抜群。ただし、高校からの入学は「欠員(空き枠)」がない限り不可能で、英語要件もネイティブ並み。

  • The American School in Japan (ASIJ): 日本最大・最古の米国式。調布市。SSATスコア必須。
  • The British School in Tokyo (BST): 英国式。渋谷・世田谷。A-Level採用。
  • St. Mary's (男子) / Seisen & Sacred Heart (女子): カトリック系名門。

Tier 2:IB特化・準難関(Academic & Rigorous)

特徴: IBのスコアが高く、勉強がハード。英語力は必須だが、高い学力があれば受け入れられる可能性がある。

  • K. International School Tokyo (KIST): 江東区。IBDPスコア世界トップクラス。学費が比較的良心的だが、勉強は非常に厳しい。
  • Tokyo International School (TIS): 港区。IB校。※高等部は提携校等への接続確認が必要。
  • Aoba-Japan International School: 練馬区。IB一貫校。

Tier 3:柔軟・新設校(Flexible & Supportive)

特徴: 英語補習(EAL)体制があり、意欲やポテンシャルを評価してくれる。高校からの転校でも比較的入りやすい。

  • Capital Tokyo International School (CTIS): 渋谷・広尾エリア。佐藤可士和氏プロデュースの実践型カリキュラム。
  • Malvern College Tokyo: 小平市。英国名門の東京校。IB採用。
  • 広尾学園・三田国際(インターナショナルコース): 日本の「一条校」でありながら、英語で授業を行うハイブリッド型。

3. 主要カリキュラムと学費比較

学校名

カリキュラム

高校年間学費 (目安)

日本の大学受験資格

特徴

ASIJ

AP (米国式)

約360万円

○ (指定校)

施設・規模ともに別格。SSAT必須。

BST

A-Level (英国式)

約380万円

○ (指定校)

英国トップ大への実績強し。

KIST

IBDP

約260万円

○ (指定校)

コスパ最強だが、IB成績へのプレッシャーは大。

Aoba

IBDP

約300万円

○ (指定校)

グローバル・リーダーシップ教育に注力。

広尾学園

日本+AP

約100万円〜

◎ (一条校)

学費が安く、国内大学対策も万全。超人気で高倍率。

※学費は授業料のみの概算。入学金、施設費、バス代などが別途かかります。

4. 失敗しないための「高校転校」戦略

1. 「英語力」ではなく「学力」で勝負する

インターの入試では、英語のエッセイだけでなく、数学(Math)のスコアが重視されます。日本の高校生は数学レベルが高いことが多く、ここがアピールポイントになります。

2. 学年を下げる(Downgrade)選択肢

英語力が不安な場合、あえて1学年下げて(Grade 9や10から)入学することを提案される場合があります。

これは恥ずかしいことではなく、英語力を固めてからIB/A-Levelに挑むための賢い戦略です。

3. 「ハイブリッド校」を滑り止めにする

いきなり完全なインターが不安な場合、広尾学園や三田国際のような「英語で授業をする日本の私立高校」を併願しましょう。一条校としての安心感と、英語環境の両取りが可能です。

5. 結論:リスクを理解した挑戦を

高校からのインター転校は、お子様の人生を大きく変えるチャンスですが、同時にリスクも伴います。

「英語ができないからインターへ逃げる」という動機では、IBやAPの過酷な課題についていけず、ドロップアウトする危険があります。

しかし、明確な目標(海外大学進学など)と、学習への意欲があれば、Tier 2〜3の学校を中心に道は開けます。

ELT|インターナショナルスクール入学対策

ELTでは、インター入学を目指す中高生向けに、特化した対策プログラムを提供しています。

  • 学校選びコンサルティング: お子様の英語力と性格に合った「現実的な志望校」を選定。
  • Admission対策: エッセイ添削、英語面接(インタビュー)練習、Math(英語数学)指導。
  • 入学後のサポート: 授業についていくための補習、IB/A-Level対策。

執筆者について

田中 達也

田中 達也

ELT日本法人 代表

早稲田大学創造理工学部総合機械工学科を卒業後、同大学大学院に進学し、数値流体解析の研究に取り組む。大学院在学中、アメリカ・ヒューストンにあるライス大学で招聘研究員として宇宙船の流体シミュレーションに従事する。日本に帰国後は研究を継続する傍ら、ハーバード大学やインペリアル・カレッジ・ロンドンでキャリアフェアの開催を手掛ける。2019年には在学中にセキジン合同会社 (現 株式会社 ELT Education) を設立。2020年、英国法人 ELT School of English Ltd. と提携し、日本市場向けのオンライン英会話事業を開始。創業以来、1,000名以上の英語学習者のカウンセリングを行う。

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