メインコンテンツにスキップ
体験レッスンカウンセリング付

品川インターナショナルスクール(SIS)の特徴|IB教育とアットホームな環境

更新:
公開:
2026年最新
品川インターナショナルスクール(SIS)の特徴|IB教育とアットホームな環境 - ELT英会話 英語学習コラム
田中 達也

執筆者: 田中 達也|ELT日本法人 代表

「都心で通いやすく、かつアットホームなインターナショナルスクールを探している」

「大規模校の雰囲気が子供に合うか心配……もっと一人ひとりを見てくれる学校はない?」

そんな保護者の方に注目されているのが、東京都品川区に位置する品川インターナショナルスクール(Shinagawa International School: SIS)です。

マンモス校にはない「家族のような距離感」と、世界標準の「IB(国際バカロレア)プログラム」を両立するSIS。2024年には高等部(DP)も新設され、注目度が急上昇しています。

本記事では、SISの教育の特徴、入試難易度、学費、そして多くの保護者が気になっている「進学実績」のリアルまでを徹底解説します。

1. 品川インターナショナルスクール(SIS)とは?

SISは、品川エリア(青物横丁・品川シーサイド・鮫洲)に3つのキャンパスを構えるインターナショナルスクールです。 「Education for Life(人生のための教育)」を掲げ、40カ国以上から集まる多国籍な生徒たちが学んでいます。

基本情報

  • 所在地: 東京都品川区(学年により3キャンパスに分かれる)
  • 対象年齢: 3歳〜18歳(幼稚園〜Grade 12)
  • 国籍比率: 日本人比率は25%以下に制限されており、非常に国際色豊かです。

2. 最大の特徴「IB(国際バカロレア)一貫教育」

SISの最大の強みは、国際バカロレア(IB)の認定校として、初等部から高等部まで一貫した探究学習を提供している点です。

  • PYP(初等教育): 2015年認定。幼稚部〜Grade 5。
  • MYP(中等教育): 2023年認定。Grade 6〜10。
  • DP(ディプロマ): 2024年認定。Grade 11〜12。

教科書を暗記するのではなく、生徒自身が「問い」を立てて答えを探す探究型学習(UOI)が中心です。2024年にDP認定を取得したことで、名実ともに「IBコンティニュアムスクール(一貫校)」の仲間入りを果たしました。

関連記事を読む

IB(国際バカロレア)は大変?PYP/MYP/DPの仕組みと「脱落」しないための対策

3. 少人数制と「アットホーム」なコミュニティ

「大規模なインターは気後れする」というお子様でも、SISなら安心できるかもしれません。

驚異の少人数クラス

1クラスの人数は平均して16名〜21名程度。 さらに教師対生徒の比率は1:6と非常に手厚く、先生が一人ひとりの性格や学習進度を把握しやすい環境が整っています。

多様なバックグラウンド

特定の国籍に偏らないよう調整されているため、子供たちは自然と「違い」を受け入れる感覚を身につけます。保護者からも「先生との距離が近く、いじめが起きにくい温かい雰囲気」と評価されています。

4. 入試プロセスと英語サポート(EAL)

「英語力がなくても入れるの?」という点も気になるところです。

充実したEAL(英語補習)

SISでは、英語が母語でない生徒のためにEAL(English as an Additional Language)クラスを提供しています。 英語レベルに応じて、授業内でのサポート(Pull-in)や、別室での取り出し授業(Pull-out)が行われます。 ただし、授業はすべて英語で行われるため、入学時点で年齢相応の「基礎的な英語理解力」は求められます。全くのゼロベース(初心者)の場合は、低学年での入学が推奨されます。

入試内容

  • 書類審査: 過去2年間の成績表(英文)、推薦状。
  • 筆記試験: Grade 1以上はMAPテスト(英語・算数)を実施。
  • 面接: 本人および保護者面接。

関連記事を読む

MAPテスト(MAP Growth)のスコア目安と対策|RIT・偏差値の見方と「伸び悩み」脱出法

5. 気になる「進学実績」と高等部の現状

ここがSISを検討する上で最も重要なポイントです。 結論から言うと、現時点(2025年)でSISの卒業生はいません

卒業生は2026年から

高等部(Grade 11-12)が新設されたのが2024年度であるため、最初の卒業生が出るのは2026年6月の予定です。 そのため、現時点では大学合格実績(Ivy LeagueやOxbridgeなど)は「未公開(実績なし)」となります。

「実績がないと不安」と感じるかもしれませんが、IB DP認定校になったことで、今後は海外大学への道が大きく開かれます。これからの成長を見守る「パイオニア精神」のあるご家庭に向いていると言えるでしょう。

6. キャンパス環境と学費(2025-26年度)

3つのキャンパス

学年ごとに校舎が分かれています。都心のビル型キャンパスですが、工夫して運営されています。

  1. 青物横丁(3-5歳): 専用プレイグラウンドあり。
  2. シーサイド(G1-3): 体育館、音楽室、屋上遊具。
  3. 鮫洲(G4-12): 体育館、理科室。隣接するサッカー場を運動場として利用。

学費の目安

2025-2026年度の費用は以下の通りです。

学年

年間授業料

備考

Kindergarten

¥2,525,000

入学金 ¥1,000,000(初回のみ)

Elementary (G1-5)

¥2,650,000

施設維持費 ¥250,000(年額)

Middle (G6-10)

¥2,750,000

High (G11-12)

¥2,850,000

※別途、EAL費用(必要な場合・約50万円)、バス代、ランチ代などがかかります。

まとめ:どんな家庭におすすめ?

品川インターナショナルスクール(SIS)は、以下のようなご家庭に最適です。

  • 「IB教育」を受けさせたいが、大規模校よりも「少人数での手厚いケア」を重視する。
  • 英語力に少し不安があり、EALサポートがしっかりしている学校が良い。
  • 品川・港区エリアから通いやすい学校を探している。
  • まだ新しい高等部で、学校と一緒に成長していくことに魅力を感じる。

アットホームな雰囲気は、実際に足を運んでみないと分かりません。まずは学校説明会(School Tour)に参加し、先生や生徒たちの表情を見てみることをおすすめします。

SIS合格を目指すなら「ELT」

SISの入試で実施されるMAPテスト対策や、英語での親子面接に不安はありませんか?

ELTでは、インターナショナルスクール受験専門のネイティブ講師が、お子様の英語力を底上げし、合格への準備をサポートします。

執筆者について

田中 達也

田中 達也

ELT日本法人 代表

早稲田大学創造理工学部総合機械工学科を卒業後、同大学大学院に進学し、数値流体解析の研究に取り組む。大学院在学中、アメリカ・ヒューストンにあるライス大学で招聘研究員として宇宙船の流体シミュレーションに従事する。日本に帰国後は研究を継続する傍ら、ハーバード大学やインペリアル・カレッジ・ロンドンでキャリアフェアの開催を手掛ける。2019年には在学中にセキジン合同会社 (現 株式会社 ELT Education) を設立。2020年、英国法人 ELT School of English Ltd. と提携し、日本市場向けのオンライン英会話事業を開始。創業以来、1,000名以上の英語学習者のカウンセリングを行う。

LinkedIn