「年間学費が約1,000万円」
「英国の名門校が岩手の山奥に開校した」
2022年の開校以来、ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン(Harrow International School Appi Japan)は、その圧倒的なスケールとブランド力で教育界に衝撃を与え続けています。
ネット上には様々な憶測や評判が飛び交っていますが、実際に合格するにはどのような対策が必要なのでしょうか?
本記事では、これまでに多数のハロウ安比合格者を輩出してきたELTが、公式データと現場の知見に基づき、その「評判の真偽」と「合格のリアル」を解説します。
1. ハロウ安比(Harrow Appi)とは?英国名門「ザ・ナイン」のDNA
ハロウスクール(Harrow School)本校は、1572年にエリザベス1世によって設立された英国の伝統的なパブリックスクールです。ウィンストン・チャーチル元首相をはじめとする数々の指導者を輩出し、イートン校やラグビー校と並ぶ「ザ・ナイン(The Nine)」の一つとして絶対的な権威を誇ります。
そのDNAを受け継ぐハロウ安比校の最大の特徴は、「フル・ボーディング(完全全寮制)」と「大自然」の融合です。
岩手県八幡平市・安比高原というロケーションは、アルプス山脈にあるスイスのボーディングスクール(ル・ロゼなど)を彷彿とさせます。都会の喧騒から離れ、学業とスポーツ(スキー、ゴルフ、テニス)に没頭する環境は、アジアでも唯一無二と言えるでしょう。
2. 年間約1,000万円!驚愕の「学費」と「それだけの価値」
ハロウ安比の学費は、日本のインターナショナルスクールの中でも群を抜いています。しかし、その内訳と提供される環境を見れば、教育投資としての合理性が見えてきます。
学費・諸費用の内訳(2025-26年度目安)
主な費用は以下の通りです。学年が上がるにつれて授業料・寮費は高くなります。
項目 | 費用(概算) | 備考 |
入学金 | ¥772,000 | 初年度のみ |
授業料・寮費(年額) | ¥9,767,360 〜 ¥10,606,830 | 学年(Year 7〜13)により変動。食費・光熱費含む |
入学審査料 | ¥22,000 | 出願時 |
入学保証金 | ¥440,000 〜 ¥880,000 | 卒業時に返金可(居住地により異なる) |
その他実費 | ¥460,000 〜 ¥860,000 | 制服代、遠征旅行費、デポジット等 |
この金額に見合う「3つの価値」
なぜ、これほどの費用がかかるのでしょうか? ELTでは、その価値を以下の3点にあると分析しています。
① 世界水準の圧倒的な施設
キャンパスは日本最大級のスキーリゾートに直結しており、冬は週2回以上のスキー授業がカリキュラムに組み込まれています。
また、屋内プールを備えた最新スポーツセンター、36ホールのゴルフ場利用権、テニスコート18面、さらには科学・芸術のための「イノベーションセンター」など、プロアスリートや芸術家を育成できるレベルの設備が整っています。
② 伝統の「ハウスシステム(寮制度)」
ハロウ教育の真髄は、寮生活にあります。
生徒は7つの「ハウス」に所属し、年齢縦割りの“ファミリー”として生活します。各ハウスには専任の「ハウスマスター/ハウスミストレス」が住み込み、親代わりとなって24時間体制で生徒をサポートします。
上級生が下級生の面倒を見るメンター制度を通じて、ハロウが掲げる価値観(Courage, Honour, Humility, Fellowship)とリーダーシップが自然と育まれるのです。
③ アイビーリーグ・オックスブリッジへのパスポート
教育課程は英国式の「IGCSE」および「A-Level」を採用しています。
これは世界のトップ大学への進学に直結する国際資格であり、成績優秀者はハロウ本校の実績と同様に、オックスフォード・ケンブリッジ(Oxbridge)や米国のアイビーリーグを目指せるカリキュラムが組まれています。
3. ハロウ安比 vs ラグビー校(RSJ)徹底比較
日本国内の英国系ボーディングスクールとして、よく比較されるのが千葉県の「ラグビースクール・ジャパン(RSJ)」です。
どちらも名門ですが、その性格は大きく異なります。ELTがまとめた比較表をご覧ください。
比較項目 | ハロウ安比 (Harrow Appi) | ラグビー校 (Rugby School Japan) |
立地 | 岩手県・安比高原(大自然) | 千葉県・柏の葉(都心キャンパス) |
ボーディング | 完全全寮制(実質100%) | 選択制(全寮・週寮・通学の混合) |
生徒構成 | 外国籍 約60% / 日本人 約40% | 外国籍 約70% / 日本人 約30% |
環境・特色 | スキー、ゴルフ、アウトドア重視 | 都市型、都内からのアクセス重視 |
カリキュラム | IGCSE・A-Level(4科目編成) | IGCSE・A-Level(6科目以上) |
年間費用目安 | 約1,000万円〜(フルボーディング込) | 約740万円〜(授業料+全寮費) |
選び方のヒント:
- ハロウ安比: 「デジタルデトックスに近い大自然の中で、密度の濃い人間関係と自立心を育てたい」家庭向け。
- ラグビー校: 「週末は自宅に帰らせたい(週寮制)」「都心に近い利便性とアカデミック環境を両立させたい」家庭向け。
4. 【重要】ハロウ安比の入試難易度と合格へのロードマップ
「英語が話せれば合格できる」というのは大きな誤解です。
ハロウ安比の入試は、単なる語学力だけでなく、地頭の良さ(認知能力)と人間性を厳しく審査します。
1. CAT4(認知能力テスト)の壁
入試の一次関門として、英国のGLアセスメント社が開発したCAT4(Cognitive Abilities Test)が課されます。
これは「言語・非言語・数理・空間」の4領域での推論能力を測るもので、英語の知識だけでは太刀打ちできません。特に「図形系列の推測」や「空間把握」などは、慣れていない日本人学生にとって大きなハードルとなります。
CAT4(認知能力テスト)の完全対策|英国系インター・ボーディングスクールの受験の要
2. 生徒面接(インタビュー)
校長や上級教員との面接では、「将来どんな人物になりたいか」「ハロウのコミュニティにどう貢献できるか」が問われます。
ELTの合格実績から分析すると、単に優等生的な回答をするだけでなく、知的好奇心(Curiosity)や将来の抱負(Aspiration)を自分の言葉で語れる生徒が高く評価される傾向にあります。
3. 保護者面接
ボーディングスクールでは「学校と家庭のパートナーシップ」が重視されます。
「なぜ全寮制なのか」「学校の理念(勇気・名誉・謙虚・友情)に共感しているか」を親自身が語れる必要があります。
5. ELTからの合格者に共通する「3つの特徴」
私たちELTは、これまで多くのご家庭をハロウ安比合格へと導いてきました。合格した生徒には、共通して以下の3つの特徴が見られます。
- 高度なアカデミック英語力
日常会話ができるレベルでは不十分です。CAT4の言語セクションや面接でのディスカッションに対応できる、論理的な英語力が備わっています。
- 自立心とレジリエンス(精神的回復力)
親元を離れる寮生活では、自分で問題を解決する力が求められます。「指示待ち」ではなく、自ら考え行動できるマインドセットを入試段階で見せています。
- 親子間の明確な教育ビジョン
「なんとなく良さそうだから」ではなく、親子で「なぜハロウ安比でなければならないのか」という強い動機とビジョンを共有しています。
「今の実力で合格できる?」プロが診断します
ハロウ安比への入学は、お子様の人生を大きく変える決断です。だからこそ、ネットの情報だけで判断せず、専門家の客観的な意見を聞くことが重要です。
ELTでは、ボーディングスクール受験に特化した個別カウンセリングを行っています。
「現在の英語力とCAT4スコアの目安を知りたい」
「ラグビー校とどちらが向いているか相談したい」
「願書作成や面接対策のサポートをしてほしい」
このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。多数の合格実績を持つプロフェッショナルが、お子様の合格までのロードマップを作成します。


