「EAL(英語サポート)が手厚いと聞くけれど、うちの子の英語力で本当についていける?」
「もし高校でIB(国際バカロレア)が厳しかった場合、大学進学はどうなるの?」
アオバジャパン・インターナショナルスクール(A-JIS)への出願を控え、こうした「入学後のリアルな学校生活」や「最終的な出口(進学先)」に不安を抱える保護者の方は非常に多くいらっしゃいます。 A-JISはK〜G12までの一貫型インターナショナルスクールであり、国際バカロレア(PYP/MYP/DP)を軸としながらも、日本の家庭に広く門戸を開いている革新的な学校です 。
本記事では、インター受験と面接対策のプロであるELTが、A-JIS最大の強みである「EALの真実」や、高校課程の独自プログラム「GLD(グローバルリーダーシップディプロマ)」からの大学進学実績、そして合格の鍵を握る「ファミリー面接」の対策を徹底解説します。
1. 非ネイティブの救世主?「EALサポート」のリアルな実態
日本の家庭がA-JISを選ぶ最大の理由の一つが、英語が母語ではない生徒へのサポート体制です。しかし、「誰でも、いつまでも手厚くサポートしてもらえる」わけではありません。公式情報と外部分析から、学年別のリアルな基準を紐解きます。
学年別の受け入れ基準とサポート(EAL)
- K〜G1(幼稚園〜小1相当): 「家庭環境で言語発達を促せること」を条件に、英語がほとんどない〜ゼロの生徒も少数受け入れることが公式FAQに明記されています 。
- G1〜G9(小〜中学生相当): 英語が学年レベルに達していない生徒に対し、主流クラス(mainstream classroom)内での支援(Support program)が提供されます 。外部の教育コンサル機関(Tokyo Academics)の分析によれば、特にG6〜G8の初心者EALは通常のMYP授業と並行して少人数支援を受ける手厚い体制が敷かれているとされています 。
- G9以降(高校生相当): 公式な入学基準としての明言はありませんが、外部レビューの観察では、G9以降の新規編入はEALサポートなしでカリキュラムにアクセスできる英語力が必要になると指摘されています 。
【要注意】保護者の英語力は「必須」
子どもへの英語サポートが手厚い一方で、見落としてはならないのが「親の英語力」です。A-JISの公式FAQでは、学校との連絡のため「少なくとも保護者1名が英語でコミュニケーションできることが必須(essential)」と明言されています 。流暢である必要はありませんが、メールのやり取りや面談を英語でこなす覚悟と準備が必要です 。
2. 高校課程の分かれ道「IBDP」と「GLD」の違いと進学実績
A-JISの高等部では、過酷な国際バカロレア(IBDP)だけでなく、学校独自の卒業資格であるGLD(Global Leadership Diploma)という選択肢が用意されています 。この「セーフティネット」の存在が進路の不安を大きく軽減してくれます。
IBDP vs GLD 比較表
比較項目 | IBDP(IBディプロマ) | GLD(Global Leadership Diploma) |
|---|---|---|
提供主体 | 国際バカロレア機構(IB)の枠組みを学校が実施 。 | A-JISが独自に構築した高等学校教育プログラム 。 |
修了資格 | IB Diploma+科目成績 。 | 国際的に認定された「高校卒業証書」(GLD生に授与) 。 |
学習構造 | 6教科グループから6科目+必修コア(4,000語の論文等) 。 | 個別最適化された学習設計、ポートフォリオ、体験学習等。リーダーシップコーチが支援 。 |
評価と英語要件 | アカデミック英語への適応が重要。外部評価(外部採点)を伴う 。 | 自由度が高い分、自己管理力が要求される(コーチ支援あり) 。 |
向く生徒像 | 学力と英語力の土台があり、試験や論文の連続に耐えられるタイプ 。 | 進路や興味が明確で、裁量の大きい学びを自走したいタイプ 。 |
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GLDでも日本の難関大や海外上位大に行ける?
「GLDを選ぶと大学進学に不利になるのでは?」という声がありますが、その心配はありません。 GLD修了時に授与される卒業証書は、CISおよびNEASCの認定を受けており、日本の大学を含む世界中の大学で正式な高校卒業資格として認められます 。A-JISの公式FAQでも、日本の文部科学省が学校を認めているため、卒業生が日本の大学へ出願できる旨が明記されています 。
【公式・外部レビューで挙がる進学先(オファー獲得校)の例】
- 国内大学: 早稲田大学、慶應義塾大学 。上智大学など 。
- 海外大学: UCLA、UC Berkeley 。University of Toronto、University of British Columbia 。King’s College London 、Imperial College London、University College London など 。
3. アオバの学費と「見えないコスト(EAL費用)」
出願前に必ず確認しておきたいのが、正確な学費シミュレーションです。
年間の必須想定コスト(授業料+コア諸費用)
A-JISの公式サイトおよび学校費用データベース(Doris等)の情報に基づくと、実務上の「毎年必ず発生するコア費用」の概算は以下のようになります。
- Primary(G1–G5): 授業料 ¥2,332,000 + ファミリーコミュニティ会費(約¥12,500)+ 建物維持費(約¥154,000〜¥200,000)= 概算 ¥2,498,500〜¥2,544,500/年 。
- Middle/High(G6–G12): 授業料 ¥2,650,000 + 同上の諸費用 = 概算 ¥2,816,500〜¥2,862,500/年 。
※新入生の場合は、初年度に「出願料」「登録費」「建物開発費」などの一時金が別途上乗せされます 。
【重要】EALは「追加課金」になる可能性がある
予算計画において最も注意すべきは、EAL(英語サポート)の費用です。学校費用データベースによると、追加支援が必要な場合、EAL/Inclusion/Communications Supportの費用が別途課されうるとされています 。金額はプログラムや配置により変動するため 、面接や出願の過程で「我が子の英語レベルだと、EALの追加費用は年間いくら程度の見積もりになるか」を個別に確認することが不可欠です 。
4. アオバの入試実態と「ファミリー面接」対策
A-JISの入試において、書類審査や子どものアセスメントと同等、あるいはそれ以上に重要なのが「保護者面接(ファミリーインタビュー)」です。
スクリーニング(アセスメント)のリアル
公式FAQによれば、入学前アセスメントは「過去の学習理解の評価」や「学習・言語支援ニーズの特定」を目的として行われます 。具体的なテスト名は公式には伏せられていますが、The Good Schools Guideなどの外部情報では、A-JISが英語学習者向け評価の枠組みである「WIDA」のメンバーシップを持つことが示唆されています 。
【実務用】ファミリー面接・合格チェックリスト
面接では、保護者側の「国際教育を受けさせたい理由」が直接問われます 。以下の4点を英語(または論理的な回答)で準備しておくことが合格の鍵です。
- 教育理念の合致: Aobaの価値観(探究心や協調性に基づく学習環境)に、家庭の教育方針が合致していることを具体的なエピソードで語れるか 。
- 国際教育の必然性: なぜ国際教育なのかを「大学進学のため」という表面的な理由だけでなく、子どもの将来像や家庭の意思決定(バイリンガル環境の構築など)と接続して語れるか 。
- 家庭での言語環境の提示: 特に低年齢(K〜G1)での出願において、英語力が低い場合は「家庭でどのように言語発達を促すか」を具体策として提示できるか 。
- 学校との英語コミュニケーション体制: 少なくとも保護者1名が英語で学校と円滑に連絡を取れる体制(担当者、緊急時の対応など)が整っていることをアピールできるか 。
まとめ:出願前の不安をプロと一緒に解消しませんか?
アオバジャパン・インターナショナルスクールは、日本の家庭に寄り添う手厚いEALサポートと、IBDP・GLDという柔軟な進路選択を提供する素晴らしい環境です。しかし、その手厚さゆえに、出願書類や面接で「学校の理念に協働できる家庭か(保護者の英語力含む)」が厳しく見られます。
「出願用エッセイの英語表現をネイティブにチェックしてほしい」
「ファミリー面接で聞かれる『Why Aoba?』の回答を一緒に練ってほしい」
「実際の面接を想定した、保護者+子どもの英語モック・インタビュー(模擬面接)を行いたい」
このようなご要望がありましたら、ぜひELTの個別カウンセリング・体験レッスンをご活用ください。インター受験に精通したネイティブ講師とコンサルタントが、アオバ合格に向けた万全の対策をサポートいたします。


