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キングスカレッジ・バンコクの評判:開校から大人気の理由と最高峰の学業レベル

更新:
公開:
2026年最新
キングスカレッジ・バンコクの評判:開校から大人気の理由と最高峰の学業レベル - ELTスクール 英語学習コラム
田中 達也

執筆者: 田中 達也|ELT日本法人 代表

タイのインターナショナルスクール界隈で、今最も「席の確保が難しい(入試難易度が高い)」と話題沸騰中の学校をご存知でしょうか?

2020年に開校したばかりのキングスカレッジ・インターナショナルスクール・バンコク(King's College International School Bangkok / 通称:King's Bangkok)です。

「郊外のボーディングスクール(全寮制)ではなく、バンコク都心から通える最高峰の英国系スクールを探している」という富裕層や駐在員家庭にとって、同校はまさに理想的な選択肢として熱狂的な支持を集めています。

本記事では、インター受験と海外トップ大進学のプロであるELTが、イギリス屈指の進学校「ウィンブルドン本校」のDNAを継ぐ圧倒的な学業レベルと、非常にハードルが高いと言われる「純ジャパ(日本国籍)家庭の入試突破戦略」、そしてリアルな初期費用を徹底解説します。

1. キングスカレッジ・バンコクとは?ウィンブルドン本校との強い絆

King's Bangkokは、バンコク都心部ヤンナーワー区の「ラマ3世通り(Rama 3)」にキャンパスを構えています。スクンビットなどの日本人居住エリアやビジネス街からのアクセスが良く、「都心の生活利便性」と「最高峰の教育」を両立できるデイスクール(通い)として、絶好のロケーションを誇ります。

「名前貸し」ではない、本校との厳格な品質保証

同校の最大の強みは、イギリス本国でトップクラスの学業成績を叩き出す名門パブリックスクール「King's College School, Wimbledon」のアジア初の姉妹校であるという点です。

多くの海外分校が「ブランド名だけ」になりがちな中、King's Bangkokは実務レベルで本国と極めて強力に連携しています。

  • カリキュラム監査: Wimbledon本校が教育・学習システムを定期的に見直し、世界水準に達するよう厳格に監査・承認しています。
  • 教員採用の最終権限: バンコク校の教員採用において、なんとWimbledon側が最終面接を担当し、教員の質を本国レベルに担保しています。
  • 第三者機関の最高評価: 英国政府承認の査察機関(BSO)のインスペクションにおいても、最高評価である「Outstanding」を獲得しています。

2. 圧倒的な学業レベルと教育の「3つの柱」

King's Bangkokは、教育の中核として以下の「3つの柱」を掲げています。

  1. Academic Excellence(最高峰の学術水準)
  2. Co-curricular Programme(広範な課外活動)
  3. Pastoral Care(パストラルケア/生徒指導)

IGCSEの驚異的なスコアとA-Levelへの期待

英国式カリキュラムを採用し、Year 10-11でIGCSE、Year 12-13でA-Levelを受験します。

開校間もない新設校でありながら、その初期の学業成績はすでに驚異的です。公式発表によると、2025年のIGCSEにおいて、Maths(数学)でA/A(トップグレードである9-7)を獲得した割合が86%、理科(生物・化学・物理)で91%、さらに芸術・音楽・言語領域では100%という圧倒的な数字を叩き出しています。

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同校は2025年が「初のYear 13(A-Level)卒業期」となります。すでに世界80の大学から180以上のオファーを獲得し、28.6%の生徒が海外大学の奨学金を獲得するなど、オックスブリッジやアイビーリーグ、タイのトップ医学部への進学実績が今後一気に表面化していくフェーズにあります。

学力だけではない、500以上の課外活動とケア

「勉強ばかりの詰め込み校」ではありません。スポーツ、芸術、STEMなど、年間500以上のアクティビティ(Co-curricular)が提供されており、海外トップ大の出願で評価される「全人的な実績」を校内で積むことができます。

また、ハウスシステムとチューター(担任)によるパストラルケアを通じ、単なるメンタルケアにとどまらない「人格形成」を促す仕組みが整っています。

3. 充実のキャンパスとリアルな学費(シミュレーション)

最新鋭のスポーツコンプレックス、オリンピックサイズのプール、本格的な講堂など、数十億円規模の投資で作られた都市型キャンパスの維持には、当然ながら高い費用がかかります。

初年度の費用内訳(Year 10 / IGCSE開始学年想定)

以下は、2025-26年度の公式料金に基づく、Year 10(シニアスクール)に入学した場合の初年度「必須支払い総額」の概算です(タイバーツ:THB)。

費用項目

金額(THB)

返金可否・備考

出願料 (Application Fee)

5,000

返金不可

登録料 (Registration Fee)

225,000

返金不可(Waitlist時は待機料として機能)

保証金 (Security Deposit)

200,000

卒業・退学時に規定の手続きで返金

年間授業料 (Year 10)

1,063,000

昼食・スナック・EAL・クラブ活動費込み

初年度キャッシュアウト合計

1,493,000 THB

※初年度に支払う必須コストの最小ライン

【費用の透明性と注意点】

King's Bangkokの授業料には、昼食やEAL(英語サポート)、校内のクラブ活動費が含まれており、良心的です。一方で、制服代、IT機器(個人端末)、IGCSE/A-Levelの外部試験受験料、スクールバス代などは含まれておらず別途請求となるため、予算には余裕を持たせておく必要があります。

4. 【要注意】バンコク最難関クラスの入試と純ジャパ家庭の戦略

King's Bangkokは公式ポリシーに「Selective(選抜型)」と明記しており、基準に達しない生徒は容赦なく不合格になります。「バンコクで最も入るのが難しい」と言われる入試を突破するためには、緻密な戦略が必要です。

シニア入試:CAT4形式と「クリエイティブ・ライティング」

シニアスクール(Year 7以降)の入試では、以下の能力が厳しく見られます。

  1. 認知能力テスト (Cognitive Aptitude Test): 公式にはCAT4と明言されていませんが、オンラインで「非言語・数的・言語推論」などを測るテストが課されます。知識量ではなく、時間制限内で論理的思考を回す「型慣れ」が必要です。
  2. 英語での読解と記述 (Creative Writing): ここが日本人にとって最大の鬼門です。英検のような定型作文ではなく、与えられたテーマに対して論旨を構成し、豊かな語彙で表現する力が求められます。
  3. EALの限界: 授業料にEALサポートは含まれていますが、入試の段階で「英国式カリキュラムの授業についていける読解・記述力」がないと判断されれば、入学は許可されません。

面接の合否を分ける「保護者の教育観」

入試プロセスには保護者面接が含まれます。ここで学校側が見ているのは、「親の英語が流暢かどうか」だけではありません。

King's Bangkokは、家庭が「Good manners(礼儀), Kindness(優しさ), Wisdom(知恵)」という学校のコアバリューを理解し、家庭でも同じ価値観で子どもを育てているか(あるいは協力できるか)を極めて重視します。

「大学進学実績が良いから」という理由だけでなく、「なぜKing'sの3つの柱(学業・課外・パストラル)が我が子に必要なのか」を保護者が英語で論理的に語れることが、面接突破の絶対条件となります。

まとめ:最高峰のデイスクール合格へ、プロと万全の準備を

キングスカレッジ・バンコク(King's Bangkok)は、バンコク都心にいながら、ウィンブルドン本校基準の圧倒的な学業環境と最新設備を享受できる、極めて魅力的なデイスクールです。

しかし、その人気ゆえに入試は熾烈を極め、英語力・認知能力・そして家庭の教育理念の一致が非常に高いレベルで要求されます。思いつきでの「記念受験」が通用する学校ではありません。

「うちの子の英語力で、シニアスクールのライティング課題に対応できるか不安」

「PCを使った認知能力テスト(CAT4形式等)の対策をネイティブ講師と行いたい」

「保護者面接で、King'sの理念(Good manners / Kindness / Wisdom)に沿った回答を準備したい」

このようなご不安をお持ちの方は、ぜひ一度ELTの個別カウンセリング・体験レッスンをご活用ください。英国式カリキュラムとトップ校受験を知り尽くしたプロフェッショナルが、King's Bangkokの厳しい入試傾向に合わせた完全オーダーメイドの対策(アセスメント対策・ライティング添削・模擬面接)をご提供します。

執筆者について

田中 達也

田中 達也

ELT日本法人 代表

早稲田大学創造理工学部総合機械工学科を卒業後、同大学大学院に進学し、数値流体解析の研究に取り組む。大学院在学中、アメリカ・ヒューストンにあるライス大学で招聘研究員として宇宙船の流体シミュレーションに従事する。日本に帰国後は研究を継続する傍ら、ハーバード大学やインペリアル・カレッジ・ロンドンでキャリアフェアの開催を手掛ける。2019年には在学中にセキジン合同会社 (現 株式会社 ELT Education) を設立。2020年、英国法人 ELT School of English Ltd. と提携し、日本市場向けのオンライン英会話事業を開始。創業以来、1,000名以上の英語学習者のカウンセリングを行う。

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