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セントアンドリュース・バンコクの評判:日本人に人気のスクンビット都市型インター

更新:
公開:
2026年最新
セントアンドリュース・バンコクの評判:日本人に人気のスクンビット都市型インター - ELT英会話 英語学習コラム
田中 達也

執筆者: 田中 達也|ELT日本法人 代表

バンコクに赴任する日本人駐在員が、学校選びの初期段階でほぼ確実に一度は検討する「スクンビットど真ん中の大人気インター」をご存知でしょうか?

世界最大級の教育グループ「Nord Anglia Education」の傘下にある、「セントアンドリュース・インターナショナルスクール・バンコク(St. Andrews International School Bangkok)」です。

同校の最大の魅力は、なんといっても「BTS(スカイトレイン)沿線の最強の立地」です。バンコク特有の過酷な渋滞を避けて通学できる利便性と、手厚いサポート体制により、日本人駐在員から絶大な支持を集めています。

一方で、「インクルーシブ(学力で厳格に選抜しない)と聞くが進学実績は大丈夫なのか?」「日本人が多すぎて英語が伸びないのでは?」といった、人気校ならではの不安の声もよく耳にします。

本記事では、インター受験と海外進学のプロであるELTが、セントアンドリュースの抜群の立地、超一流機関(MIT・ジュリアード)との提携プログラム、そして「日本人が多い環境を最大のメリットに変えつつ、IBDPを勝ち取る戦略」リアルな学費を徹底解説します。

1. セントアンドリュース・バンコクとは?立地と「2つのキャンパス」

St. Andrews Bangkokは、幼稚園から高校まで約2,000名以上が学ぶ大規模校ですが、年齢に合わせてスクンビットエリア内に2つのキャンパスを分けて展開しています。

渋滞知らずの最強立地(エカマイ・プラカノン)

  • Primary School(幼稚園〜小学校): BTSエカマイ駅・プラカノン駅から車で約10分(Pridi Banomyong周辺)。スクンビット中心部の住宅街に近接しています。
  • High School(中学・高校): BTSプラカノン駅(Exit 4)から徒歩わずか3分(約250m)という、バンコクのインターでは奇跡的な駅近立地です。

バンコク郊外のインターでは「毎日往復2〜3時間をスクールバスの中で過ごす」ことも珍しくありませんが、St. Andrewsであれば、親の送迎負担が極めて軽く、中高生になればBTSを使って自力で安全に通学・帰宅(部活後など)ができる圧倒的なメリットがあります。

2. Nord Angliaグループの強みと「提携プログラム」

世界各国でプレミアムスクールを運営するNord Angliaグループの強みは、なんと言っても「世界トップクラスの機関とのコラボレーション」です。

  • MIT(マサチューセッツ工科大学)とのSTEAM教育:

    MITの教授陣が設定する「火星でのろ過装置の開発」といったハイレベルな課題に、世界中のNord Anglia校の生徒がチームで取り組みます。教員もMITで研修を受けており、大学レベルの探究学習が日常に組み込まれています。

  • The Juilliard School(ジュリアード音楽院)との芸術教育:

    世界最高峰の芸術大学が選定したプログラムにより、専門志望者だけでなく全生徒が質の高い音楽・ダンス・ドラマ(演劇)の教育を受けられます。

  • UNICEF(ユニセフ)との社会課題解決:

    SDGsをベースにした調査や議論を行い、優秀な生徒はニューヨークの国連本部でのイベントに招待される機会もあります。

3. 英国式×IBDPカリキュラムと「インクルーシブ教育」の真価

St. Andrewsは、英国ナショナルカリキュラム(Year 10-11でIGCSE)をベースにし、高校ラスト2年間(Year 12-13)で世界基準の「IBDP(国際バカロレア・ディプロマ)」を取得する王道ルートを採用しています。

「インクルーシブ=学力が低い」は大きな誤解

公式に「fully inclusive, non-selective(完全にインクルーシブで学力選抜をしない)」と明言しています。これは、SEN(特別な教育的ニーズ)を持つ生徒からギフテッドの生徒まで、多様な個性を受け入れ、個別の支援計画(ILHP等)でポテンシャルを引き出すという非常に懐の深い方針です。英国政府承認の外部監査(BSO)でも「Outstanding(最上位)」の評価を得ています。

トップ大学への進学実績が証明する「教育の質」

インクルーシブでありながら、学業成績は非常に優れています。

  • IBスコア (2025年): 合格率95%、平均33点(世界平均約30点)。40点以上(上位5%相当)を獲得した生徒も13名輩出しています。
  • 大学進学先: オックスフォード大、ブラウン大、UCLA、UCL、インペリアル・カレッジなど米英のトップ校。日本へも東京大、早稲田大、上智大、ICUなどへの強力な進学実績があります。

4. 【本音】入試・EALの限界と「日本人が多い」環境の突破法

日本人駐在員が最も気になる「英語サポートの限界」と「日本人コミュニティ」の実態を解説します。

EAL(英語サポート)は「Year 9まで」が勝負

インクルーシブとはいえ、「高学年で英語が全くできなくても入れる」わけではありません。

St. AndrewsのEAL(英語追加支援)は、Year 7〜9(中学生)までの「Literacy Support(読み書き支援)」が中心に設計されています。Year 10以降(IGCSEやIBDPの開始時期)は、支援の形が「ESLやEnglish Bといった科目選択」に切り替わるため、編入段階で一定のAcademic English(授業についていける英語運用力)がないと非常に苦戦します。

日本人が多い環境の「光と影」

外部監査レポートでも「国籍はタイが最大、次いで日本」と明記されるほど、日本人の割合が多い学校です。

  • メリット: 初めての海外生活でも子供が孤立しにくく、PTA(日本人保護者会)のサポートが非常に手厚いため、親の精神的負担が極めて軽くなります。学校側も「母語(日本語)の維持が英語の習得を助ける」という方針を持ち、日本語クラスも充実しています。
  • デメリット: 休み時間や放課後に「日本人だけで固まってしまう」と、せっかくのインター環境でも英語の曝露量が減ってしまいます。

【純ジャパ家庭の成功戦略】

「安心だから」と日本語コミュニティにどっぷり浸かるのではなく、学校が用意する多国籍なスポーツクラブやジュリアードの音楽・演劇プログラム、SDGsの活動などに親が主導して子供の放課後コミュニティを「英語圏」に設計してあげることが、IBDPで高得点を取るための最大の秘訣です。

5. セントアンドリュースのリアルな学費と初期費用

立地の良さと手厚いサポートを反映し、学費はバンコクのトップ校と同等の水準です。

初年度の費用内訳(High School / Year 10 新規入学想定)

以下は、2025-26年度の授業料と、最新の公式規定(2024-25版)に基づく初期費用を合算した初年度「キャッシュアウト(必須支払い総額)」の概算です(タイバーツ:THB)。

費用項目

金額(THB)

返金可否・備考

出願料 (Application Fee)

6,500

オファー受諾時に請求

登録・施設費 (Enrolment Fee)

90,000

Year 7-13新規入学・一括払いの場合(返金不可)※

年間授業料 (Year 10)

800,400

2025-26年度・3ターム合計

初年度キャッシュアウト合計

約 896,900 THB

※初年度に支払う必須コストの目安

※High SchoolのEnrolment Feeは、35,000 THB×3ターム(計105,000 THB)の分割オプションも用意されています。

※別途、EALサポート費用(年約3万〜8万THB)、第一言語プログラム(日本語等:年約3.6万THB)、スクールバス代、昼食代などが発生します。

まとめ:駐在員にとって「最も安心で、最も便利なトップ校」

セントアンドリュース・インターナショナルスクール・バンコクは、スクンビットから通いやすい「最強の立地」と、日本人の生活立ち上げを助ける温かいコミュニティ、そして世界基準の教育プログラムを見事に両立させた素晴らしい学校です。

しかし、「日本人が多くてインクルーシブだから簡単に入れるだろう」という油断は禁物です。特に中高生での編入においては、事前の英語力(特に読み書き)の準備が、その後のIGCSEやIBDPの成績を決定づけます。

「うちの子の英語力で、Year 7-9の手厚いLiteracy Support枠に滑り込めるか?」

「日本人コミュニティの安心感を得つつ、英語力を確実に伸ばす家庭内・放課後の戦略を立てたい」

「インクルーシブ校でのアセスメントや面接に向けた実践的な対策を行いたい」

このようなご不安をお持ちの方は、ぜひ一度ELTの個別カウンセリング・体験レッスンをご活用ください。タイのインター受験とIB教育を知り尽くしたプロフェッショナルが、セントアンドリュースへの最適な入学タイミングの逆算から、英語力の底上げまでを完全にサポートいたします。

執筆者について

田中 達也

田中 達也

ELT日本法人 代表

早稲田大学創造理工学部総合機械工学科を卒業後、同大学大学院に進学し、数値流体解析の研究に取り組む。大学院在学中、アメリカ・ヒューストンにあるライス大学で招聘研究員として宇宙船の流体シミュレーションに従事する。日本に帰国後は研究を継続する傍ら、ハーバード大学やインペリアル・カレッジ・ロンドンでキャリアフェアの開催を手掛ける。2019年には在学中にセキジン合同会社 (現 株式会社 ELT Education) を設立。2020年、英国法人 ELT School of English Ltd. と提携し、日本市場向けのオンライン英会話事業を開始。創業以来、1,000名以上の英語学習者のカウンセリングを行う。

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