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【2026年版】東京・首都圏インターナショナルスクール完全ガイド:カリキュラム・学費・入学条件を徹底比較

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2026年最新
【2026年版】東京・首都圏インターナショナルスクール完全ガイド:カリキュラム・学費・入学条件を徹底比較 - ELTスクール 英語学習コラム
田中 達也

執筆者: 田中 達也|ELT日本法人 代表

東京のインターナショナルスクールは主に IB・英国式・米国式・独自バイリンガル の4つのカリキュラムに分かれます。年間学費は 200〜350万円 が目安で、入学には子ども本人の高い英語力に加え、保護者の英語力を問われるケースも少なくありません。近年は 一条校のインターナショナルコース(広尾学園・三田国際など)という「学費を抑えつつ海外大学を目指せる」第三の選択肢も人気を集めています。

この記事では、ELTがこれまで数百件以上のインター入学相談を受けてきた実績をもとに、東京・首都圏の主要インター17校+一条校2校を一覧で比較し、カリキュラムの違い、学費の相場、入学条件、卒業後の進路までを網羅的に解説します。

1. インターナショナルスクールとは?

インターナショナルスクール(以下「インター」)とは、一般的に以下の特徴を持つ学校です。

  • 多国籍環境: 様々な国籍の子どもが共に学ぶ
  • 英語での授業: 校内公用語・授業言語が主に英語
  • 国際カリキュラム: 日本の学習指導要領ではなく、海外基準(IB、英国式、米国式など)のカリキュラムを採用

法的な位置づけ:「各種学校」と「一条校」の違い

インター選びで最初に理解しておくべき重要なポイントがあります。

日本の学校教育法上、多くのインターは 「各種学校」扱い、または無認可のケースがほとんどです。つまり、日本の義務教育としては認められていないため、卒業しただけでは日本の高校・大学への進学資格(卒業資格)が得られない場合があるという点は必ず確認してください。

ただし、WASC・CIS・ACSI等の国際的な認定を受けたインターの12年課程を修了した場合は、日本の大学入学資格が認められます(ASIJ、KIST、BST、セントメリーズなど主要校はほぼ該当)。

一方、近年人気が高まっている広尾学園や三田国際学園のインターナショナルコースは、学校教育法第一条に定められた正規の学校(「一条校」)です。そのため、日本の高校卒業資格を取得しながら、英語で学び、海外大学も目指せるという利点があります(詳しくは後述)。

日本人でもインターに入れる?

結論から言えば、入れます。ただし学校によって受け入れ姿勢が大きく異なります。

日本人家庭に対して比較的門戸が開かれている学校としては、アオバ(日本国籍約50%)、CIS(日本籍約48%)、KIST などがあります。一方、ASIJやBST は駐在員家庭(Expat)や海外からの転入家庭が優先される傾向があり、日本人の家庭は入学の優先順位が下がるケースがあります。また、TISは日本国籍家庭に対してEALサポートを提供しないなど、独自の厳しい基準を設けています。

入学時の英語力はどの程度必要?

「インター=ネイティブレベルの英語が必須」と思われがちですが、実際の英語力要件はスクールによって大きく異なります

EALサポートが充実しており、英語力が発展途上でも受け入れ可能な学校: アオバ(6段階のEALプログラムを提供し、G1〜G9の約30%がEALを受講)、CIS(メインストリーム統合型のEALサポート)、KIST(LEAPプログラム。ただしG8以降は原則不可)など。これらの学校は「英語力を伸ばしながらインターの教育を受ける」ことが可能です。

一定の英語力は必要だが、ネイティブレベルまでは求めない学校: 清泉(Language Supportプログラムを提供)、西町(英語力よりも母国語の習熟度を重視する独自の方針)など。

ネイティブレベルまたはそれに準じる英語力が前提の学校: BST(Year 1以降は英語でカリキュラムを追える力が必須)、TIS(日本国籍家庭はEAL対象外)、ASIJ(英語力が入学条件)、セントメリーズ(高学年ではEALサポートなし)など。

幼稚園(3〜5歳)の段階であれば、多くのスクールで英語力がほぼゼロでも受け入れてもらえます。ただし、小学校中学年以降の編入になると、EAL充実型の学校であっても一定の英語基礎力は必要です。英語力ゼロからインター入学を目指す場合、年齢が上がるほど準備期間が長く必要になると考えてください。

2. 東京のインターで選べる4つのカリキュラム

インター選びの第一歩は 「どのカリキュラムで学ぶか」 を決めることです。東京にある主な4タイプを比較表にまとめました。

種類

特徴

取得できる資格

学費目安(年間)

向いている進路

代表校

① IB(国際バカロレア)

探究型学習。世界110カ国以上の大学で通用する入学資格。学習負荷は高め

IBDP(45点満点)

約250〜350万円

海外・国内どちらの大学も視野に入れたい

KIST、アオバ、清泉

② 英国式(British)

A-Levelなど3〜4科目を深く学ぶ。規律を重んじる伝統的な教育

IGCSE、A-Level

約290〜380万円

英国・欧州・豪州の大学を目指したい

BST、マルバーン

③ 米国・カナダ式

単位制で自由度が高い。AP(大学先取り科目)で北米大学に有利

US/カナダ高校卒業資格、AP

約300〜380万円

アメリカ・カナダの大学を目指したい

ASIJ、CIS

④ 独自・バイリンガル

独自の国際教育と日本語教育を両立。老舗校に多い

各校独自+SAT/AP等

約200〜300万円

日本語力を落とさず、バイリンガルに育てたい

西町、聖心

※学費は授業料のみの概算。入学金、施設費、教材費等は別途必要です。

IB・英国式・米国式、どれを選ぶべき?

ELTへの相談で最も多い質問の一つです。簡潔にまとめると:

IB: 「どの国の大学にも対応できる汎用性」が最大の強み。ただしDP(11〜12年生)の学習負荷は非常に高く、6科目+TOK+EE+CASをこなす必要がある。

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英国式(A-Level): 「好きな科目を3〜4つに絞って深く学ぶ」スタイル。理系に強い子には特に向いている。英国・豪州・シンガポールの大学に直結。

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米国式(AP): 「幅広い科目から自由に選べる」柔軟性が魅力。課外活動やリーダーシップも重視される北米大学への出願に最適

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3. 【一覧】東京・首都圏の主要インターナショナルスクール17校

ここでは、東京でインターを検討するなら名前を押さえておきたい代表的なスクールを、カリキュラム別に紹介します。

※学費や募集要項は年度により変動します。必ず各校の公式サイトで最新情報をご確認ください。

3-1. IB(国際バカロレア)一貫・IB重視のスクール

Kインターナショナルスクール東京(KIST)

エリア

江東区白河(清澄白河)

対象学年

K〜G12(幼稚園〜高3相当)

カリキュラム

IB(PYP・MYP・DP)+IGCSE

認定

IB認定校、CIS認定

学費目安

約270〜300万円/年

IBDP平均スコア

42.0点(2025年卒/世界平均30.6点)、世界ランキング4位

主な進学先

Cambridge、UCL、東京大学PEAK、早稲田SILS、慶應など

生徒の国籍構成

多国籍(日本人家庭の比率が比較的高い。詳細は学校へ要確認)

2025年卒業生の25%が満点の45点を達成し、89%が40点以上という驚異的な成績を記録。世界IB校ランキングで4位にランクインする日本屈指の実力校です。IGCSE(G10)も全員受験しており、数学・理科の基礎を徹底的に固める「積み上げ型」のカリキュラムが特徴。「アカデミック重視」のご家庭に最適ですが、その分学習負荷は非常に高く、入学時から高い英語力が求められます。ELTへの相談件数も最も多いスクールの一つです。

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アオバジャパン・インターナショナルスクール(A-JIS)

エリア

練馬区光が丘/目黒区青葉台/文京区(高校)

対象学年

K〜G12

カリキュラム

IB(PYP・MYP・DP)+GLD(Global Leadership Diploma)

認定

IB認定校、CIS認定、NEASC認定

学費目安

約230〜280万円/年

IBDP平均スコア

世界平均を上回る水準(学校公式では具体的数値は非公開)

主な進学先

UC Berkeley、Imperial College London、シカゴ大学、UCL、メルボルン大学、東京大学、慶應など

生徒の国籍構成

約790名、46カ国以上。日本国籍保持者が約50%(帰国子女・二重国籍含む)

日本人家庭の受け入れに積極的で、EAL(英語補習)は6段階のレベル別サポートを提供。各クラス約30%の生徒がEALを受講しており、「英語力を伸ばしながらIBを学ぶ」環境が整っています。IBDPに加えて独自のGLD(Global Leadership Diploma)プログラムも選択可能で、オンラインDP も提供。光が丘キャンパスは緑豊かな環境で、施設の広さも魅力です。

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東京インターナショナルスクール(TIS)

エリア

港区南麻布 → 2026年8月、高輪ゲートウェイシティへ移転予定

対象学年

Pre-K〜G12(K-12一貫校化進行中。2025-26年にG11、2026-27年にG12開設)

カリキュラム

IB(PYP・MYP、DP導入予定)

認定

IB認定校、CIS認定

学費目安

約300〜350万円/年(初年度は入学金等込みで約470〜490万円)

IBDP平均スコア

DP導入中のため、まだ卒業生データなし

主な進学先

G8修了後の転校先としてKIST、BST、ASIJ等への進学実績あり。今後K-12化により自校のDP卒業生が出る見込み

生徒の国籍構成

60カ国以上。多国籍比率が非常に高い「真のインターナショナル環境」

約60カ国以上の生徒が学ぶ、都心の多国籍環境が最大の魅力です。JR高輪ゲートウェイ駅直結の最先端キャンパスへの移転も控え、大きな転換期を迎えています。ただし、日本国籍の家庭に対しては「EALサポート対象外」「保護者に流暢な英語力を要求」という厳しいハードルがあります。

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清泉インターナショナルスクール(Seisen)

エリア

世田谷区用賀

対象学年

K〜G12(女子校。幼稚園のみ共学)

カリキュラム

IB(PYP・MYP・DP)

認定

IB認定校(日本の女子校初のフルIB認定)、CIS認定、NEASC認定

学費目安

約250〜290万円/年

IBDP平均スコア

35点(2025年卒/世界平均30.6点)、合格率97.7%(世界平均約80%)

主な進学先

Harvard、Princeton、Columbia、Stanford、MIT、Oxford、Cambridge、早稲田、慶應、上智など

生徒の国籍構成

約700名、60カ国以上。日本に長期在住する家庭が多い安定したコミュニティ

カトリック系女子校。幼稚部ではモンテッソーリ教育とIBのPYPを併用しており、この組み合わせはアジア太平洋地域で2校のみという希少な教育内容です。2025年卒業生では8名が40点以上を達成。進学先は米国35%、日本・アジア35%、欧州14%とバランスが良く、女子校ながらSTEM分野への進学実績も注目されています。隣接する男子校セントメリーズとの交流もあり、スクールバスも共有。

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3-2. 英国式(ブリティッシュ)カリキュラム

ブリティッシュ・スクール・イン・東京(BST)

エリア

港区麻布台ヒルズ(Primary)/世田谷区昭和女子大内(Secondary)

対象学年

Year 1〜Year 13(3歳〜18歳)

カリキュラム

英国ナショナルカリキュラム → IGCSE → IBDP(2025年8月〜。A-Levelは2026年最終コホート)

認定

ISI(Independent Schools Inspectorate)全8項目「Excellent」評価、COBIS認定

学費目安

約290〜380万円/年(初年度は入学金等込みで約400〜430万円)

試験成績(2025年)

A-Level:59% A/A*、75% A*-B / IGCSE:68% A/A(9-7)**、85% A-B

主な進学先

Imperial College London×3、LSE、Durham、McGill、京都先端科学大、上智など(2025年卒)

生徒の国籍構成

約1,300名超、65カ国以上。英国人と日本人が多数を占め、残り約1/3がその他の国籍

2025年A-Level結果では複数の生徒が「日本1位」「アジア1位」「世界1位」のスコアを達成。2025年のIB World School正式認定により、6th Form(Year 12-13)でIBDPも選択可能になりました(A-Levelは2024-2026コホートが最終)。麻布台ヒルズ(Thomas Heatherwick設計)の最先端キャンパスも話題ですが、駐在員家庭が優先されるアドミッションポリシーがあり、日本人のみの家庭は優先順位4番目に位置づけられることは知っておくべきです。

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マルバーン・カレッジ東京

エリア

小平市

対象学年

Year 1〜Year 13(将来的にK-13)

カリキュラム

英国式カリキュラム+IB

認定

COBIS認定、IB候補校

学費目安

約340〜350万円/年(ボーディング利用の場合は約600〜1,000万円)

IBDP平均スコア

2023年開校のためDP卒業生データはまだなし

主な進学先

英国本校(Malvern College UK)はOxbridge・Russell Group大学への豊富な実績あり。東京校は今後の蓄積に注目

生徒の国籍構成

多国籍。ボーディング生を含む。詳細は学校へ要確認

2023年に開校した英国名門校Malvern Collegeの東京キャンパス。緑豊かな環境で、英国式の伝統教育とIBプログラムを融合させた教育を提供。ボーディング(寄宿)オプションもあり、寮生活を通じた人格形成にも力を入れています。2026年には高校課程も本格化し、今後の進学実績の蓄積が注目ポイントです。

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3-3. 米国式・カナダ式カリキュラム

アメリカンスクール・イン・ジャパン(ASIJ)

エリア

調布市(メインキャンパス)/港区六本木(ELC)

対象学年

Pre-K〜G12

カリキュラム

米国式+APプログラム(20科目以上)+AP Capstone Diploma

認定

WASC認定

学費目安

約300〜380万円/年

試験成績

AP・SATスコアは非公開だが、APコース20科目以上を開講。SAT公式テストセンター

主な進学先

Harvard、MIT、Stanford、Princeton、Yale、Brown、Columbia、Cornell、NYU、UC Berkeley、早稲田、慶應、上智など

生徒の国籍構成

約1,731名、50カ国以上。米国籍約65%、日本籍(Host-country)約12%、その他約23%

1902年創立、100年以上の歴史を持つ日本最大級のインター。広大な調布キャンパスには体育館、プール、グラウンド、デザインテクノロジーセンターなど充実した施設を備えます。二重国籍を含むバイカルチュラル家庭が約半数を占め、毎年15〜20%の生徒が入れ替わる流動性の高いコミュニティです。ただし、企業スポンサー枠(Corporate Contribution Program)の仕組みにより、一般家庭からの入学は容易ではありません。

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カナディアン・インターナショナルスクール東京(CIS)

エリア

品川区北品川(メイン)/目黒区中目黒(低学年)

対象学年

K〜G12

カリキュラム

カナダ・プリンスエドワードアイランド州公認カリキュラム+AP

認定

PEI州教育省認定

学費目安

約200〜250万円/年

試験成績

PEI州卒業資格(20単位)+AP選択可。IBDPほどの負荷を避けつつAPで実力証明が可能

主な進学先

トロント大学、UBC、McGill、東京大学、早稲田大学、慶應大学、上智大学、ICUなど(2020-2025年実績)

生徒の国籍構成

日本籍約48%、その他約52%。日本にルーツを持つ家庭の比率が高い

カナダの州教育省公式認定校で、卒業時にカナダの高校卒業資格(PEI Diploma)が取得可能。IBDPほどの学習負荷を避けつつ、APで実力を証明するという柔軟な戦略が取れるのが特徴。学費が比較的抑えめである点、EALサポートが充実している点(EALのストリーム分けではなくメインストリームに統合して支援)も日本人家庭にとって魅力です。都心型キャンパスのため校庭やプールはない点は確認しておきましょう。

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3-4. 歴史ある老舗・バイリンガル重視

西町インターナショナルスクール

エリア

港区元麻布

対象学年

K〜G9(幼稚園〜中3相当。高校課程なし)

カリキュラム

独自カリキュラム(米国式ベース)

認定

WASC認定、CIS認定

学費目安

約250〜280万円/年

試験成績

G9までの学校のため、IBDP/A-Level/APの卒業試験は実施なし

主な進学先(G9修了後)

ASIJ、KIST、BST、聖心、セントメリーズなどの高校課程へ進学するケースが多い

生徒の国籍構成

多国籍。日本語教育を重視する方針から、日本にルーツを持つ家庭の比率が高い

「毎日1時間の日本語授業」が全学年必修という、都内インターでは異色の存在。英語力だけでなく、日本人としてのアイデンティティや日本語力も大切にする名門校です。入学時には英語力よりも「母国語の習熟度」を重視するという方針も特徴的。ただし高校課程がないため、G9修了後はASIJやKISTなど他校への転校が必要になります。

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セント・メリーズ・インターナショナルスクール

エリア

世田谷区瀬田

対象学年

K〜G12(男子校)

カリキュラム

IB(MYP・DP)+独自

認定

IB認定校(1979年、日本初のIB認定)、CIS認定、WASC認定

学費目安

約250〜300万円/年(初年度は各種費用込みで約450〜480万円)

IBDP平均スコア

35〜37点(世界平均約30点)。STEM科目が特に強く、Physics HL平均6.36(世界平均5.29)

主な進学先

Harvard、Yale、MIT、Stanford、Oxford、UC Berkeley、UPenn、東京大学、慶應、早稲田、上智など

生徒の国籍構成

約1,000名、約60カ国。米国・日本・中国・インド・韓国系が多い。多くの生徒が複数パスポートを保持

1954年創立の日本唯一の男子校インター。高校生の約70%がフルIBDPを受験し、そのうち90%がディプロマを取得。卒業生の進学先は米国56%、日本15%、英国12%、欧州1%とグローバルに分散しています。レスリングチームは関東大会・極東大会で20回以上の優勝、メンズコーラスは国際大会で金メダルを獲得するなど、文武両道の校風。テニスコート、人工芝グラウンド、室内プールなど9エーカーの広大なキャンパスも魅力です。

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聖心インターナショナルスクール(ISSH)

エリア

渋谷区広尾

対象学年

K〜G12(女子校。幼稚園のみ共学)

カリキュラム

英米豪カナダのカリキュラムをベースとした独自プログラム+AP

認定

WASC認定、CIS認定

学費目安

約250〜300万円/年

試験成績

APプログラムで大学進学対応。SATスコアの学校平均は非公開

主な進学先

世界44カ国の聖心ネットワーク経由の推薦制度あり。米国・英国・カナダ・豪州・日本の大学に幅広く進学

生徒の国籍構成

約550名、約50カ国、42言語。生徒教員比率5:1の少人数制

1908年設立の日本最古の女子インター。世界44カ国・147校の聖心ネットワークの一員で、グローバルな交流・推薦機会が豊富。広尾駅至近の都心キャンパスでありながら、聖心女子大学と敷地を共有する緑豊かな環境です。2026年からは中高校舎の建て替え工事が予定されています。APプログラムを通じた海外大学進学に強く、学童保育プログラム(18時まで)も共働き家庭にはうれしいポイント。

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3-5. 注目の新設校

キャピタル東京インターナショナルスクール(CTIS)

エリア

港区南麻布(渋谷・広尾エリア)

対象学年

K〜G12(2026年に高校課程開設予定)

カリキュラム

IB候補校(PYP・MYP)。IB正式認定を目指して準備中

認定

IB候補校(PYP・MYP)

学費目安

約200〜250万円/年(要確認)

IBDP平均スコア

IB候補校段階のため、DP卒業生データなし

主な進学先

高校課程が未開設のため卒業生データなし

生徒の国籍構成

1クラス12名の少人数制。詳細な国籍比率は学校へ要確認

クリエイティブディレクター佐藤可士和氏がプロデュースに関わったことでも話題の新設校。PBL(課題解決型学習)とSTEAM教育を軸に、1クラス12名の少人数制で「実践力」を重視した教育を展開しています。2022年に小学部、2023年に中学部を開設し、2026年には高校部も開設予定。IB正式認定を目指しており、今後の展開が注目されます。

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3-6. 首都圏近郊の人気校(東京から通学圏内)

「東京のインター」を検討する際、実際には神奈川県・千葉県にも東京から十分に通学可能な有力校があります。片道1時間以内でアクセスできる学校も多く、選択肢を広げる価値は十分にあります。

横浜インターナショナルスクール(YIS)

エリア

横浜市中区(東京から約35分)

対象学年

Pre-K〜G12

カリキュラム

IB(PYP・MYP・DP)+独自のGlobal Citizen Diploma

認定

IB認定校、NEASC認定、CIS認定

学費目安

約270〜340万円/年

IBDP平均スコア

学校公式では非公開。IBDPを全G11-12生の枠組みとして使用

主な進学先

世界各地の大学に幅広く進学。生徒の出願は最大15校に制限する方針

生徒の国籍構成

約750名、50カ国以上。駐在員家庭が中心。日本国籍は「海外のインターで教育を受けた経験がある」ことが条件

1924年創立の日本で最も歴史のあるインターの一つ。2022年に隈研吾設計の新キャンパスに移転し、最新鋭の施設を備えています。IBの全プログラム(PYP・MYP・DP)を提供するフルIBコンティニュアム校であり、独自のGlobal Citizen Diplomaプログラムも特徴的。ASIJと並ぶ「Big 4」(ASIJ、セントメリーズ、清泉、聖心)に匹敵する伝統校で、自由でリベラルな校風が魅力です。ただし、日本国籍のみの家庭の入学には、海外のインターでの就学経験が求められます。

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サンモール・インターナショナルスクール(Saint Maur)

エリア

横浜市中区山手(東京から直通電車あり)

対象学年

Pre-K〜G12

カリキュラム

IGCSE → IBDP + モンテッソーリ(幼稚部)+ IPC(小学部)+ AP(任意)

認定

IB認定校、NEASC認定、CIS認定

学費目安

約250〜300万円/年

IBDP平均スコア

34.2点(2025年卒/世界平均30.5点)。合格率100%。21%の生徒が40点以上(1名が満点45点達成)

主な進学先

ICU、京都先端科学大、UCL、King's College London、Edinburgh、McGill、早稲田など。大学進学率100%

生徒の国籍構成

約480名、42カ国以上。日本人家庭が約1/3。フランス語のEcole Françaiseも併設

1872年創立のアジア最古のインター。小規模でアットホームな校風が特徴で、生徒教員比率7:1のきめ細かい指導を提供。IGCSE(G10)→IBDP(G11-12)の流れで国際資格を取得でき、APも任意受験可能という幅広い選択肢を持ちます。EALサポートあり(ただし受入枠は限定的)。高校は選抜制で合格率約30%と難関。キリスト教の価値観に基づきつつも、すべての宗教・文化を受け入れる開かれた姿勢が保護者から高く評価されています。

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ラグビースクール・ジャパン(RSJ)

エリア

千葉県柏市柏の葉(つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅。秋葉原から約30分)

対象学年

Year 7〜Year 13(11歳〜18歳。小学部なし)

カリキュラム

英国式(IGCSE → A-Level)

認定

COBIS認定申請中、FOBISIA認定申請中、BSA・ABSA会員

学費目安

デイスクール:約500万円/年、ボーディング(5日制):約700万円/年、フルボーディング(7日制):約820万円/年

試験成績

2024年に初のIGCSE結果公表。2025年に初のA-Level結果公表。2026年卒業生からOxford・Cambridgeの早期オファーが3名出ている

主な進学先

Oxford(早期オファー)、Cambridge(早期オファー)、UCL、King's College London、Edinburgh、McGill、北京大学、早稲田など

生徒の国籍構成

開校時(2023年)は16カ国・140名。現在6つのボーディングハウスで拡大中

2023年開校の英国名門ラグビー校の日本キャンパス。ラグビー校はトーマス・アーノルドによる19世紀の教育改革や、ラグビーフットボール発祥の地として知られる英国を代表するパブリックスクールです。柏の葉スマートシティ内に位置し、東京大学柏キャンパスも隣接。英国式のハウスシステムによる寮生活と、IGCSE→A-Levelの正統派英国カリキュラムが特徴。入学試験ではCAT4(認知能力テスト)とOxford英語力テストが課されます。開校2年目にしてOxbridge早期オファーを複数獲得するなど、アカデミックなポテンシャルの高さを早くも示しています。

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4. もう一つの選択肢:一条校のインターナショナルコース

近年、東京のインターナショナル教育市場で急速に存在感を高めているのが、一条校(学校教育法第一条に定められた正規の学校)のインターナショナルコースです。

「準インター」とも呼ばれるこれらの学校は、正式な日本の学校でありながら、主要科目を英語で学び、海外大学への進学も目指せるという、インターと日本の私立校の「いいとこ取り」を実現しています。ただし、あくまでも「日本の学校の中の国際コース」であるため、インターナショナルスクールとは本質的に異なる点も多くあります。メリットとデメリットの両面を正確に理解したうえで判断することが重要です。

一条校インターコースのメリット

① 学費がインターの約1/4〜1/5
従来のインターの年間学費が250〜380万円なのに対し、一条校のインターコースは年間約50〜100万円程度。さらに、一条校は私立学校向けの学費補助(東京都の場合は最大約49万円)や就学支援金の対象となるため、実質的な家庭負担はさらに軽減されます。

② 日本の高校卒業資格が得られる
文部科学省が認める正規の卒業資格を取得しながら英語で学べるため、日本の大学受験と海外大学出願の両方に道が開けます。「インターに入ったら日本の大学に進学できないかも…」という不安がありません。

③ 海外大学への進学実績が急上昇中
広尾学園からはYale、UPenn、UCLなど、三田国際からは西オーストラリア州の教育資格(WACE)取得実績があるなど、「一条校からでも世界のトップ大学を十分に目指せる」ことが実績として証明されつつあります。

一条校インターコースのデメリット(見落としがちな注意点)

一方で、ELTに相談に来られるご家庭の中には「一条校のインターコースに入れば、インターに通ったのと同じ効果が得られる」と期待されているケースがありますが、これは正確ではありません。以下の点は事前に理解しておく必要があります。

① IBDP・A-Level・APなどの国際資格が原則取得できない
一条校のカリキュラムは日本の学習指導要領に準拠しているため、IBディプロマやA-Levelの資格は取得できません。広尾学園のようにAP試験の公式テストセンターになっている学校では個別にAPスコアを取ることは可能ですが、それはあくまで「任意で試験を受ける」のであり、学校のカリキュラム全体がIBやA-Levelとして設計されているインターとは根本的に異なります。

海外大学の出願では、IBDPスコア(例:38点以上)やA-Level成績(例:A*AA)で直接出願できることがインター卒業生の大きなアドバンテージです。一条校からの出願では、これらのスコアの代わりにSATやTOEFL/IELTSのスコア、学校のGPAや推薦状などを組み合わせる必要があり、出願時の「武器」の種類が限られます。特に英国・豪州の大学はA-LevelやIBスコアを前提とした入学要件を設けていることが多く、一条校からの出願は追加のハードルが生じる場合があります。

② 生徒の多国籍度が大きく異なる
インターでは40〜65カ国の生徒が在籍し、教室の中で英語が「生活言語」として機能しています。一方、一条校のインターコースは生徒の大多数が日本人です。帰国子女やバイリンガルの生徒は一定数いるものの、授業以外の場面(休み時間、部活動、学校行事など)では日本語が主要言語になるのが実態です。「英語漬けの毎日を過ごす」という意味では、インターと同等の多文化・多言語環境は期待できません。

③ 英語環境の「濃度」の差
インターでは校長・教員の大半がネイティブスピーカーで、保護者への連絡からPTA活動まですべてが英語です。一条校では英語で授業を行う教科はあるものの、学校運営の基盤は日本語であり、職員室での共通語も日本語です。「英語で学ぶ」ことと「英語で生活する」ことの間には大きな差があり、日常的な英語のアウトプット量はインターの方が圧倒的に多くなります。

④ インター特有の教育アプローチが受けられない
IBのTOK(知の理論)やEE(Extended Essay)、CAS(Creativity, Activity, Service)といった探究型の学びは、インターのカリキュラムに組み込まれた固有のプログラムです。一条校のインターコースでは、探究的な授業を取り入れている学校もありますが、IBやA-Levelのフレームワークに基づいた体系的なプログラムとは質が異なります。

代表的な一条校インターコース

広尾学園中学校・高等学校(インターナショナルコース)

エリア

港区南麻布(広尾駅徒歩1分)

対象学年

中1〜高3

コース

AG(Advanced Group):ほぼ全教科を英語で実施 / SG(Standard Group):英語を段階的に強化

取得可能な資格

日本の高校卒業資格。AP試験は任意受験可能(SAT/AP公式テストセンター)。IBDPやA-Levelは取得不可

学費目安

年間約48万円(授業料のみ。都の補助金適用で実質無償に近づくケースも)

生徒の国籍構成

大多数が日本国籍。帰国子女・バイリンガルの比率は高いが、多国籍環境ではない

文部科学省の「スーパーグローバルハイスクール」指定校。AGコースでは数学・理科も英語で授業を行い、高校からはAPコースを履修可能。Yale、UPenn、UCLなどへの進学実績があり、中学受験の偏差値も急上昇中。スクールカウンセラーによる海外大学出願サポート(奨学金交渉を含む)も手厚い点が評価されています。

公式サイト

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三田国際学園中学校・高等学校(インターナショナルクラス)

エリア

世田谷区用賀

対象学年

中1〜高3

コース

インターナショナルクラス(ILC):ネイティブ教員による英語での授業

取得可能な資格

日本の高校卒業資格+デュアルディプロマ(WACE=西オーストラリア州資格)。IBDPやA-Levelは取得不可

学費目安

年間約90万円(授業料のみ)

生徒の国籍構成

大多数が日本国籍。帰国子女・英語力の高い生徒がインターナショナルクラスに在籍

デュアルディプロマプログラム(DDP)を導入し、日本の高校卒業資格と同時に西オーストラリア州の教育資格(WACE)の取得を目指せます。WACEは豪州の大学では直接の入学資格になりますが、英米の大学では追加のスコア提出が求められることが多い点には注意が必要です。「サイエンス」を軸にした探究教育にも特色があり、理系志望の生徒にも人気です。

公式サイト

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インターと一条校インターコース、どちらを選ぶべき?

比較項目

インターナショナルスクール

一条校インターコース

学費(年間)

250〜380万円

50〜100万円

日本の卒業資格

原則なし(認定校は大学受験可)

あり

国際資格(IBDP/A-Level等)

取得可能(カリキュラムに組み込み)

原則取得不可(AP試験のみ任意受験可能な学校あり)

英語環境の「濃さ」

非常に高い(校内公用語が英語、全場面で英語)

授業は英語だが、休み時間・行事・部活は日本語が主

生徒の多国籍度

40〜65カ国(真の多文化環境)

大多数が日本人(帰国子女・バイリンガル含む)

海外大学出願の「武器」

IBDP/A-Levelスコアで直接出願可能

SAT/TOEFL+GPAでの出願が主。英国・豪州は追加ハードルの可能性

海外大学への実績

長年の豊富な実績

急速に向上中だが歴史は浅い

日本語力の維持

学校による(家庭の努力が必要な場合も)

維持しやすい

入学のしやすさ

英語力が高いハードル

中学受験の学力(一般入試あり)

ELTとしての見解:

一条校インターコースは「学費を抑えつつ、日本の卒業資格を確保しながら海外大学も視野に入れたい」という家庭にとって、非常に現実的な選択肢です。ただし、「英語で生活する多国籍環境に身を置く」「IBDPやA-Levelで世界共通の学力証明を得る」という点ではインターに明確なアドバンテージがあります。

特に英国・豪州のトップ大学(Oxford、Cambridge、Imperial College、メルボルン大学等)を第一志望とする場合、IBDPやA-Levelのスコアが出願の前提条件になるケースが多いため、一条校からの出願は戦略的な工夫が必要です。一方、米国の大学はSATスコアと課外活動を重視する柔軟なアドミッションが多いため、一条校からでも十分に戦えます。

お子さまの目標校が英語圏のどの地域にあるかによって、インターと一条校のどちらが有利かは大きく変わります。迷った場合はぜひELTにご相談ください。

5. インターの学費はいくらかかる?

インターの学費は、多くのご家庭にとって最大の関心事の一つです。

学費の全体像

東京のインターの年間授業料の相場は約200〜380万円です。ただし、これは授業料のみの金額であり、実際には以下の追加費用がかかります。

  • 入学金・登録費: 30〜60万円(初年度のみ)
  • 開発資金・施設建設費: 50〜100万円(初年度のみ。返金不可の場合がほとんど)
  • 施設維持費: 年間10〜60万円
  • 教材費・テクノロジー費: 年間5〜50万円
  • スクールバス代: 年間20〜40万円
  • その他: 給食費、制服代、課外活動費、保護者会費など

これらを合計すると、初年度の総負担額は350〜550万円、2年目以降は年間280〜430万円程度が現実的な目安です。小学校から高校まで12年間通う場合の総額は、約2,400〜3,600万円に達します。

主要校の学費比較(授業料ベース)

学校名

小学部(年間)

高等部(年間)

ASIJ

約300万円

約350〜380万円

BST

約290万円

約300〜380万円

TIS

約300万円

約330万円(予定)

KIST

約240万円

約270〜300万円

セントメリーズ

約250万円

約280〜300万円

清泉

約250万円

約270〜290万円

CIS

約180万円

約200〜250万円

アオバ

約220万円

約250〜280万円

YIS(横浜)

約270万円

約300〜340万円

Saint Maur(横浜)

約230万円

約250〜300万円

RSJ(千葉県柏市)デイ

―(中学以上のみ)

約500万円

RSJ(千葉県柏市)ボーディング

―(中学以上のみ)

約700〜820万円

※上記は概算です。最新の正確な金額は各校公式サイトでご確認ください。

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6. インター卒業後の進路:どの大学に進学できる?

「インターに通ったら、将来どの大学に行けるの?」は、学費と並んで保護者が最も気にするポイントです。

カリキュラム別の進学ルート

IB(国際バカロレア)→ 世界中の大学に対応 約110カ国・4,500以上の大学が認知。東京大学PEAK、京都大学、早慶のIB入試枠も年々拡大中。Ivy Leagueや Oxbridgeを目指すなら38〜40点以上(45点満点)が目安。

A-Level → 英国・豪州・シンガポールに特に強い 3〜4科目に絞って深く学ぶため、特定分野に強い子に有利。オックスフォード、ケンブリッジ、インペリアル等の英国トップ校に直結。日本の大学(東大・京大・早慶)もA-Levelを入学資格として認定。

AP → 北米大学に最適 米国の大学入試ではSAT/ACTスコアに加えてAPスコアが武器になる。ASIJ卒業生はYale、Stanford、MITなどに毎年合格者を出しています。

日本の大学も視野に入れたい場合

インター卒業生が日本の大学に進学する主なルートは2つです。

  1. 英語学位プログラム(English-Taught Degree): 早稲田SILS、慶應PEARL/GIGA、東大PEAK、上智FLAなど。すべて英語で授業を受けられる
  2. 帰国生・IB入試: 海外経験や国際カリキュラムを評価する特別入試枠

ただし、日本語でのエッセイや面接が求められるケースもあるため、日本語の学術的な運用能力を維持しておくことが重要です。

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7. 失敗しないための「学校選びチェックリスト」

気になる学校が見つかったら、以下のポイントを一つずつ確認しましょう。

① 認定団体(Accreditation)の有無

その学校がWASC、CIS、IBOなどの国際的な認定を受けているか確認してください。これは将来の大学入学資格に直結します。認定のない学校を選ぶと、日本の大学に進学する際に「高等学校卒業程度認定試験」の受験が必要になる場合があります。

② カリキュラムとお子さまの性格の相性

IBは「幅広く学ぶ探究型」、A-Levelは「好きな分野を深く掘る専門型」、米国式は「自由に選べる柔軟型」。お子さまの学び方のタイプ(万遍なく頑張れるか、一つのことに集中したいか)を見極めることが大切です。

③ 日本語教育の扱い

  • Aタイプ: 日本語授業は週数回のみ(日本語力の維持は家庭でのサポートが必須)
  • Bタイプ: 毎日必修(西町など、ある程度の国語力を学校で維持できる)

「将来、日本語での大学受験や就職の可能性があるか?」によって、選ぶべきタイプが大きく変わります。

④ 入学時に必要な英語力

スクールによって大きく異なります。幼稚園(3〜5歳)であれば英語力がほぼゼロでも受け入れてくれる学校が多くあります。小学校以降は、アオバ・CIS・KISTなどEALサポートが充実した学校であれば英語が発展途上でも入学可能なケースがあります。一方、BST・TIS・ASIJなどは入学時から学年相当の英語力が求められます。「すべてのインターでネイティブレベルが必須」というわけではないので、志望校ごとの英語力要件とEALの有無を必ず確認しましょう。

⑤ 保護者の英語力と関わり方

PTA活動や学校からの連絡は基本的に英語です。「保護者の英語力」が入学条件に含まれる学校(TIS、BST等)もあれば、日本人スタッフが充実している学校(アオバ、CIS等)もあります。

⑥ 通学時間とスクールバスの有無

毎日の通学時間は子どもの負担に直結します。お弁当の有無、スクールバスの運行ルートと費用も含め、現実的に通える範囲でリストアップしましょう。

⑦ 学費の総額シミュレーション

授業料だけでなく、入学金、施設費、教材費、スクールバス代、制服代、課外活動費まで含めた12年間の総額を試算してください。兄弟割引の有無もチェックポイントです。

⑧ 見学・説明会に参加する

最終的な判断は、実際に学校を訪れ、雰囲気を感じ取ることが不可欠です。人気校は早い段階で定員が埋まるため、気になったらすぐにオープンキャンパスや学校見学の予約を入れましょう。

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8. ELTが見てきた「インター検討」の成功ステップ

ELTは1984年のロンドン創業以来、英語教育と国際教育のサポートを行い、Harrow School、Phillips Academy Andover、ASIJ、BST、UWCなど世界各国の名門校への合格実績を持っています。インター受験や在籍生の学習サポートを通じて見えてきた、スムーズなインター進学のための3ステップをご紹介します。

Step 1:家族で「目的」を言語化する

「なぜインターか?」「将来は海外大学か、国内医学部か?」「日本語力はどこまで維持したいか?」——ゴールによって選ぶべきカリキュラム(IBか、英国式か、一条校か等)が大きく変わります。ここが曖昧なまま学校説明会に行っても、情報に振り回されるだけです。

Step 2:「カリキュラム × エリア × 予算」で3校に絞る

通学時間は毎日のことです。片道1時間以上の通学は、子どもの体力と学習時間を大きく削ります。カリキュラムの希望、自宅からの距離、12年間の学費総額の3軸で、現実的に通える候補を3校以内に絞りましょう。

Step 3:英語力の「地ならし」は早めに開始する

英語力の要件はスクールによって大きく異なりますが、準備は早いに越したことはありません。アオバやCISのようにEALサポートが充実した学校であっても、入学時の英語力が高いほどスムーズに授業に適応できます。BST・TIS・ASIJのようにEALが限定的、または提供されないスクールを志望する場合は、入学前に1〜2年の集中的な英語準備が必要です。特に小学校中学年以降の編入では、どのスクールでも一定の英語基礎力が前提になるため、早めの対策開始をおすすめします。

「うちの子に合う学校はどこ?」と迷ったら

インターナショナルスクール選びは、お子さまの将来を左右する大きな決断です。

  • 「英語力に不安があるけれど、今から準備して間に合う?」
  • 「IBとA-Level、うちの子の性格にはどっちが合う?」
  • 「インターと一条校のインターコース、費用対効果はどちらが高い?」
  • 「入学面接や試験の対策は何をすればいい?」

こうした疑問をお持ちでしたら、ぜひ一度ELTにご相談ください。

ELTでは、ご家庭の教育方針・予算・お子さまの英語力を踏まえた「学校選びのアドバイス」から、合格に必要な「英語力の土台作り」、入学面接・試験の「アドミッション対策」、そして入学後の「アカデミックサポート(IB・A-Level・AP対策)」まで、一貫してサポートいたします。

よくある質問

A

東京のインターの年間授業料は約200〜380万円が相場です。入学金や施設費等を含めると、初年度は350〜550万円程度になります。小学校から高校まで12年間の総額は約2,400〜3,600万円が目安です。

A

入れます。ただし学校によって日本人の受け入れ姿勢は異なります。アオバ、KIST、CISなどは日本人家庭にも比較的門戸が開かれていますが、ASIJやBSTは駐在員家庭が優先される傾向があります。

A

幼稚園(3〜5歳)であれば英語力がほぼゼロでも受け入れてくれる学校が多くあります。小学校以降でも、アオバ(G9までEALサポート)やCIS(メインストリーム統合型EAL)のようにEAL(英語補習)が充実した学校であれば、英語力が発展途上の段階から入学できるケースがあります。一方、BST・TIS・ASIJなどは入学時から学年相当の英語力が前提です。志望校のEAL体制を必ず確認しましょう。

A

WASC、CIS等の国際認定を受けた学校の卒業生は、日本の大学への出願資格があります。早稲田SILS、慶應PEARL、東大PEAKなどの英語学位プログラムはインター卒業生に特に人気の進路です。

A

一概には言えません。IBは世界中の大学に幅広く対応できる「汎用性」が強み。A-Levelは3〜4科目を深く学ぶため、得意分野がはっきりしている子に向いています。英国トップ大学を目指すならA-Level、進路の選択肢を最大化したいならIBが一般的なアドバイスです。

A

ご家庭の優先事項とお子さまの目標校の地域によります。英語で生活する多国籍環境に身を置き、IBDPやA-Levelで世界共通の学力証明を得たいならインターが適しています。一方、学費を抑えつつ日本の卒業資格も確保したい場合は一条校が現実的です。ただし、一条校ではIBDPやA-Levelは原則取得できないため、英国・豪州のトップ大学を目指す場合は出願戦略に工夫が必要です。また、一条校の生徒は大多数が日本人であり、インターのような40〜60カ国の多文化環境とは質的に異なる点も理解しておきましょう。

A

可能ですが、人気校は常に定員いっぱいで、空席が出た時のみ受け入れるケースがほとんどです。「空きがないからといって諦めず、まず出願してウェイティングリストに入る」ことが鉄則です。

A

学校によりますが、少なくとも英語での電話・メールのやり取りができるレベルは必要です。TISやBSTは保護者面接で流暢な英語を求めますが、アオバやCISには日本語対応スタッフがいるため、英語に自信がなくても対応可能です。

執筆者について

田中 達也

田中 達也

ELT日本法人 代表

早稲田大学創造理工学部総合機械工学科を卒業後、同大学大学院に進学し、数値流体解析の研究に取り組む。大学院在学中、アメリカ・ヒューストンにあるライス大学で招聘研究員として宇宙船の流体シミュレーションに従事する。日本に帰国後は研究を継続する傍ら、ハーバード大学やインペリアル・カレッジ・ロンドンでキャリアフェアの開催を手掛ける。2019年には在学中にセキジン合同会社 (現 株式会社 ELT Education) を設立。2020年、英国法人 ELT School of English Ltd. と提携し、日本市場向けのオンライン英会話事業を開始。創業以来、1,000名以上の英語学習者のカウンセリングを行う。

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