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Chevening奨学金 完全攻略ガイド|学費・生活費全額支給の「夢の切符」を勝ち取るには

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公開:
2026年最新
Chevening奨学金 完全攻略ガイド|学費・生活費全額支給の「夢の切符」を勝ち取るには - ELT英会話 英語学習コラム
田中 達也

執筆者: 田中 達也|ELT日本法人 代表

「イギリスの大学院に行きたいが、年間500〜800万円かかる費用がネックだ」

そんな社会人の方にとって、英国政府が提供するChevening Scholarships(チーヴニング奨学金)は、まさに人生を変えるチャンスです。

学費、生活費、渡航費のすべてが支給されるこの奨学金は、単なる資金援助ではありません。

世界中の「将来のリーダー」を選抜するプログラムであり、合格者は「Chevening Scholar」として生涯にわたる名誉とネットワークを得ることができます。

しかし、その倍率は高く、多くの日本人が「4つのエッセイ」で苦戦しています。

  • 「リーダーシップ経験なんて書けることがない」
  • 「なぜイギリスでなければならないか、説得力ある理由が見つからない」

本記事では、Cheveningが求める人物像を徹底分析し、合格に近づくためのエッセイ戦略と面接対策を解説します。

1. Chevening奨学金とは?「フルファンド」の衝撃

英国外務省(FCDO)が運営するこの奨学金の最大の特徴は、「フルファンド(全額支給)」であることです。

支給内容の例

  • 学費全額: 数百万円の授業料が無料(※MBAは上限£22,000まで)。
  • 生活費 (Stipend): ロンドンで月額約20万円、地方で約17万円が毎月支給されます。
  • 渡航費: 日本〜英国の往復航空券。
  • その他: ビザ申請費、到着手当、帰国手当など。

これほど手厚い条件は他になく、まさに「夢の奨学金」と言われる所以です。

応募要件の「2年」の罠

応募には「2年以上の職務経験(2,800時間以上)」が必須です。

正社員である必要はなく、アルバイトやインターンシップもカウント可能ですが、「リーダーシップを発揮した経験」として語れる内容であることが求められます。

2. 合否の8割はこれで決まる!「4つのエッセイ」完全解説

Cheveningの選考において、最も重要なのが以下の4つの質問に対するエッセイです(各500語以内)。

これらは単なる自己紹介ではなく、「私は将来、日本と英国をつなぐリーダーになる」という宣言文でなければなりません。

Q1. Leadership & Influence(リーダーシップ)

間違い: 「私はチームリーダーとして〜しました」と肩書きを並べる。

正解: 「困難な状況下で、いかに周囲を巻き込み(Influence)、変化を起こしたか」を具体的なエピソードで書く。小さなプロジェクトでも構いません。重要なのは「行動(Action)」と「結果(Result)」です。

Q2. Relationship Building(ネットワーキング)

間違い: 「色々な人と話すのが好きです」と書く。

正解: 「目的を持って人脈を広げ、その関係性を維持・活用して成果を出した経験」を書く。さらに、Cheveningのネットワークを将来どう活用するつもりかも触れましょう。

Q3. Studying in the UK(なぜ英国か)

3つの大学コースを選び、その理由を説明します。

攻略法: 「ランキングが高いから」はNGです。

  • 「〇〇教授の△△という研究が、私の課題解決に不可欠だ」
  • 「その大学独自の××プログラムに参加したい」

    このように、「その大学でなければならない必然性」をロジックで示します。

Q4. Career Plan(キャリアプラン)

最重要: Cheveningは「投資」です。英国政府にとって、あなたに投資するメリットは何でしょうか?

  • 短期: 帰国直後の就職先イメージ。
  • 長期: 5年後、10年後のビジョン。
  • 国益: そのキャリアが、「日英関係の強化」や「社会課題の解決」にどう貢献するか。

3. ロンドンの面接官は何を見ているのか?

書類選考を通過すると、翌年3月〜4月に英国大使館での面接が行われます。

面接の形式:Competency-based Interview

面接官はあなたの「過去の行動」から「未来の成果」を予測しようとします。

全ての回答でSTARメソッドを意識してください。

  • S (Situation): 状況
  • T (Task): 課題
  • A (Action): あなたが取った行動
  • R (Result): 結果

「もし〜ならどうしますか?」という仮定の話ではなく、「実際に〜しました」という実績を語ることが合格の鍵です。

4. スケジュールと英語スコア

準備は1年前から始まります。

時期

アクション

8月上旬

オンライン応募開始

11月上旬

応募締め切り(正午厳守)

翌年2月

書類選考結果発表

3月〜4月

面接(東京・英国大使館)

6月

最終合格発表

7月

英語スコア・大学合格通知の提出期限

注意: 以前は応募時にIELTSスコアが必要でしたが、現在は応募段階では不要になりました(※大学の出願には必要です)。しかし、面接までに合格レベルの英語力を証明できるよう準備しておくのが賢明です。

5. 結論:準備は今すぐ始めよう

Chevening奨学金は、単にお金を貰うためのものではありません。

「自分はリーダーとしてどう生きたいか」を深く自問自答するプロセスそのものが、留学の質を飛躍的に高めてくれます。

ELT|Cheveningエッセイ・面接対策

ELTでは、オックスフォード・ケンブリッジ出身を含むネイティブ講師が、Chevening特有の「リーダーシップ・エッセイ」の添削と、模擬面接(Interview Practice)を行います。

  • エッセイ添削: 日本人が苦手な「自己アピール」を、英国の評価基準に合わせてブラッシュアップ。
  • ロジック構築: 「なぜ英国か?」「なぜあなたか?」を一貫したストーリーにするお手伝い。
  • 面接対策: 想定外の質問にもSTARメソッドで即答できる「瞬発力」を鍛えます。

倍率数%の狭き門ですが、挑戦する価値は十分にあります。

まずはELTの無料相談にご相談ください。

執筆者について

田中 達也

田中 達也

ELT日本法人 代表

早稲田大学創造理工学部総合機械工学科を卒業後、同大学大学院に進学し、数値流体解析の研究に取り組む。大学院在学中、アメリカ・ヒューストンにあるライス大学で招聘研究員として宇宙船の流体シミュレーションに従事する。日本に帰国後は研究を継続する傍ら、ハーバード大学やインペリアル・カレッジ・ロンドンでキャリアフェアの開催を手掛ける。2019年には在学中にセキジン合同会社 (現 株式会社 ELT Education) を設立。2020年、英国法人 ELT School of English Ltd. と提携し、日本市場向けのオンライン英会話事業を開始。創業以来、1,000名以上の英語学習者のカウンセリングを行う。

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