「英検3級には合格したけれど、準2級の過去問を見たら難しすぎてモチベーションが下がっている」
「高校受験の内申点対策として、中3までに準2級を取りたい」
そんな悩みをお持ちの方へ。英検準2級は、高校受験において最もコストパフォーマンスの高い「武器」です。
しかし、3級(中学レベル)から準2級(高校中級レベル)へのステップアップは、「語彙数」と「抽象度」が一気に上がるため、多くの中学生が最初につまずくポイントでもあります。
本記事では、この「3級とのレベルギャップ」を乗り越え、最短距離で合格するための学習戦略を解説します。
2024年度から導入された新形式ライティング(Eメール問題)への対策や、高校入試での具体的な優遇メリットも網羅しました。
1. 3級とは別世界!数字で見る「準2級の壁」の正体
なぜ多くの中学生が準2級で苦戦するのでしょうか?
その最大の要因は、必要語彙数が約2倍に増えることにあります。
英検3級 vs 準2級 レベル比較表
項目 | 英検3級 | 英検準2級 | ギャップ |
レベル | 中学卒業程度 | 高校中級程度 | 高校英語の先取りが必要 |
必要語彙数 | 約2,100語 | 約3,600〜4,000語 | 約1.7倍の単語力 |
長文テーマ | 身近な話題 | 教育・科学・歴史 | 社会的な話題が増える |
合格率 | 50%以上 | 約35%前後 | 狭き門 |
ワンポイントアドバイス:
「単語が分からない」のは当然です。まずは『でる順パス単』などの単語帳を用意し、「1日20個ペース」で語彙を増やすことから始めてみてください。

【音声アプリ対応】英検準2級 でる順パス単 5訂版 (旺文社英検書)
ここを乗り越えると、高校入学後の英語授業が驚くほど楽になります。
2. 高校受験での実利:準2級がもたらす「内申点アップ」
「無理をしてまで準2級を取る意味はあるの?」
答えはYESです。高校入試において、準2級は強力な武器となります。
公立・私立入試での優遇メリット(2025年度例)
- 大阪府公立高校入試:
英検準2級を持っていると、入試当日の英語の点数が80%(90点満点中72点)に保証されます。当日失敗しても最低保証がある安心感は絶大です。
- 東京都・神奈川県の私立併願優遇:
多くの私立高校で、内申点に「+1点〜+2点」の加点が適用されます。内申点が足りず諦めかけていた上位コースへの出願が可能になるケースも少なくありません。
※優遇措置は都道府県や学校により異なります。志望校の募集要項を必ずご確認ください。
3. 2024年度リニューアル!新ライティング「Eメール問題」攻略
2024年度から、準2級のライティング(英作文)に「Eメール問題」が新たに追加されました。
従来の「意見論述」と合わせて2題構成となり、対策が必要です。
新形式:Eメール問題(Email Writing)の解き方
- 課題: 友人などからのEメールを読み、その返信を書く(40〜50語)。
- ポイント: 「お誘いを断る」「詳細を尋ねる」など、日常的なやり取りが中心です。
中学生でも書ける!「鉄板テンプレート」
自由英作文に慣れていない中学生でも、以下の型(テンプレート)を使えば合格点が取れます。
1. 挨拶 (Greeting)
Hi [Name], Thanks for your email.
(〇〇、メールありがとう。)
2. 本文 (Body)
I'd love to go, but I can't because I have homework.
(行きたいけど、宿題があるから行けないんだ。)
Could you tell me what time we should meet?
(何時に会えばいいか教えてくれる?)
3. 結び (Closing)
Best regards,
[Your Name]
この型を教え、「真ん中の文章だけを変えれば良い」と考えると、ハードルが下がります。
4. 中学生が最短合格するための「過去問サイクル」
部活や塾で忙しい中学生には、効率的な勉強法が不可欠です。
1週間の学習スケジュール例(平日30分プラン)
曜日 | 学習内容 | 時間目安 |
月〜木 | 単語&リスニング: スキマ時間にアプリ音声を聞く。 | 15分 |
金曜日 | ライティング: テンプレートを使って1題書く。 | 20分 |
土曜日 | 過去問演習: 時間を計らずに1回分解く。 | 50分 |
日曜日 | 復習: 間違えた単語や文法を確認する。 | 30分 |
ポイント:
いきなり時間を計って過去問を解くと、難しくて挫折します。最初は「辞書を使ってもOK」というルールで、解ける楽しさを実感することが継続のコツです。
5. 成功事例:部活引退後の3ヶ月で合格したA君の話
A君(中3・サッカー部)
部活引退後の10月から対策を開始。「単語が全く分からない」状態からのスタートでしたが、毎日通学中のバスで単語アプリを聞くことを習慣化しました。
ライティングは塾の先生に添削してもらい、テンプレートを暗記。
結果、1月の試験で見事合格し、内申点が加算されて第一志望の公立高校に合格しました。
準2級は「才能」ではなく「戦略と継続」で合格できる試験です。
6. まとめ:高校受験のその先へ
英検準2級の勉強は、単なる資格取得にとどまりません。
ここで身につけた「高校中級レベルの英語力」は、高校入学後の学習をスムーズにし、大学入試への大きなリードとなります。
まずは「単語帳を1冊買う」ところから、一緒に第一歩を踏み出してみませんか?
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- ハイブリッド指導: 日本人講師が文法を分かりやすく解説し、ネイティブ講師がライティングと面接を実践指導。
- スケジュール管理: 部活の予定に合わせた「逆算カリキュラム」を作成。
- 高校受験サポート: 内申点対策も含めた総合的な進路指導。




