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IELTS目標スコア別の勉強期間目安|6.0/6.5/7.0達成には何ヶ月必要?【期間短縮のコツ】

公開:
2026年最新
IELTS目標スコア別の勉強期間目安|6.0/6.5/7.0達成には何ヶ月必要?【期間短縮のコツ】 - ELT英会話 英語学習コラム
田中 達也

執筆者: 田中 達也|ELT日本法人 代表

「留学の出願締め切りまであと3ヶ月。今からIELTS 6.5を目指して間に合うのだろうか?」 「今の英語力から目標スコアまで、一体どれくらいの勉強時間が必要なの?」

IELTSの対策を始めるとき、誰もが抱くこの不安。闇雲に勉強を始める前に、ゴールまでの距離感(=必要な時間)を正しく把握することが、合格への第一歩です。

本記事では、公式データに基づく一般的な学習期間の目安と、忙しい中でも効率的にその期間を短縮するための戦略的アプローチを解説します。

1. 【基準】スコア0.5アップに必要な時間は「約200時間」

まず、世界的な基準を見てみましょう。ケンブリッジ大学英語検定機構などが示す指標(CEFR)に基づくと、英語力を1段階上げる(IELTSスコアで約0.5〜1.0アップ相当)ためには、約200時間のガイド付き学習が必要とされています。

つまり、自習中心でスコアを0.5上げるには、「200〜300時間」を見積もるのが一般的です。

1日3時間勉強した場合の期間目安

単純計算すると以下のようになります。

  • 200時間 ÷ 3時間/日 ≒ 約2.5ヶ月
  • 300時間 ÷ 3時間/日 ≒ 約3.5ヶ月

「えっ、0.5上げるだけでそんなにかかるの?」と思った方もいるかもしれません。しかし、これはあくまで「平均的な目安」です。正しい戦略で「学習の質」を高めれば、この期間は短縮可能です。逆に、非効率な勉強を続けていれば、半年経ってもスコアが変わらないことも珍しくありません。

2. 目標スコア別・達成難易度と期間の目安

現状スコアが OA 5.5 程度の日本人学習者を想定し、目標スコアごとの現実的なロードマップを見ていきましょう。

Case 1: OA 6.0を目指す(基礎固め期)

  • ターゲット: 大学交換留学など
  • 期間目安: 2〜3ヶ月(100〜200時間)
  • 戦略: この段階で最も重要なのは「基礎の穴埋め」です。IELTS独自のテクニック以前に、高校レベルの語彙や文法に抜けがあると、いくら問題を解いてもスコアは伸びません。 最初の1ヶ月で単語帳(基礎レベル)と文法復習を徹底し、残りの期間で公式問題集を解くのが最短ルートです。

Case 2: OA 6.5を目指す(多くの大学の基準)

  • ターゲット: 一般的な海外大学・大学院進学
  • 期間目安: 4〜5ヶ月(300〜400時間)
  • 戦略: 多くの受験者がぶつかる「6.0の壁」。ここを突破するには、苦手パート(特にスピーキングとライティング)の克服が必須です。 日本人はR(リーディング)とL(リスニング)で稼ぎ、S(スピーキング)とW(ライティング)は5.5〜6.0で耐えて、トータル6.5にする戦略が王道です。

Case 3: OA 7.0以上を目指す(トップ校・大学院)

  • ターゲット: MBA、難関大学院、専門職移住
  • 期間目安: 6ヶ月〜1年以上(500時間以上)
  • 戦略: 6.5から7.0への0.5アップは、それまでの0.5アップとは次元が異なります。試験テクニックだけでなく、純粋な「英語運用能力(地力)」が問われます。 単なる試験対策だけでなく、英語ニュースの多聴や学術書の多読など、英語に触れる絶対量を増やす長期戦の覚悟が必要です。

3. 勉強時間を「短縮」するための3つの変数

「そんなに時間はかけられない!」という方は、学習の「質(密度)」を変えるしかありません。期間短縮に成功した人の共通点は以下の3つです。

① 「伸びやすい」科目に一点集中する

4技能を均等に勉強するのはやめましょう。短期間でスコアが伸びやすいのは「リーディング」と「リスニング」です。 これらは独学でもテクニック習得で即効性があります。まずはここで稼ぎ、スピーキングとライティングは「大怪我しない(5.5〜6.0)」レベルに留める割り切りも、短期決戦では有効な戦略です。

② プロのフィードバックで「迷い」を消す

独学で最も時間がかかるのが、ライティングとスピーキングの改善です。「自分のエッセイの何が悪いのか」を自分で分析するのは困難で、無駄な時間を使いがちです。 ここだけはプロの添削や指導を入れることで、改善サイクルを劇的に早めることができます。実際、添削を利用したことで学習期間を半分に短縮できた事例も多くあります。

③ 「毎日触れる」習慣で記憶を定着させる

「平日は忙しいから週末に10時間やる」よりも、「毎日1.5時間」の方が圧倒的に定着率が高いことが脳科学的にも分かっています(エビングハウスの忘却曲線)。 通勤時間の単語、昼休みのリスニングなど、スキマ時間をかき集めて「英語に触れない日を作らない」ことが、結果的に最短でのゴールにつながります。

4. 社会人・学生別おすすめスケジュールモデル

最後に、忙しい中でも時間を捻出している先輩学習者のスケジュール例を紹介します。

【平日:スキマ時間の鬼になる】

  • 朝(30分): 昨夜覚えた単語の復習、リスニング音源のシャドーイング。
  • 通勤・通学(往復1時間): 単語アプリ、英語ニュースの聞き流し。
  • 夜(1.5時間): 集中力が必要なリーディング精読やエッセイ執筆。

【休日:本番形式で脳を鍛える】

  • 午前(3時間): 公式問題集を通して解く(本番と同じ時間配分で)。
  • 午後(2時間): 間違えた問題の徹底分析(なぜ間違えたかを確認)。

「テレビやSNSの時間を削る」「飲み会を断る」など、期間を決めて英語を最優先にする覚悟が、短期達成の最大の鍵です。

まとめ:計画なき学習は遠回りになる

IELTSのスコアアップには、ある程度の絶対的な時間は必要です。しかし、自分の現在地とゴールを見据え、「何を捨てて、何に集中するか」という戦略を持つことで、その期間は大幅に短縮できます。

もし、「自分一人では最適なスケジュールが立てられない」「あと3ヶ月で何としても6.5が必要」という場合は、プロの力を借りて学習プランを設計するのも賢い選択です。

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執筆者について

田中 達也

田中 達也

ELT日本法人 代表

早稲田大学創造理工学部総合機械工学科を卒業後、同大学大学院に進学し、数値流体解析の研究に取り組む。大学院在学中、アメリカ・ヒューストンにあるライス大学で招聘研究員として宇宙船の流体シミュレーションに従事する。日本に帰国後は研究を継続する傍ら、ハーバード大学やインペリアル・カレッジ・ロンドンでキャリアフェアの開催を手掛ける。2019年には在学中にセキジン合同会社 (現 株式会社 ELT Education) を設立。2020年、英国法人 ELT School of English Ltd. と提携し、日本市場向けのオンライン英会話事業を開始。創業以来、1,000名以上の英語学習者のカウンセリングを行う。

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