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IELTS Speaking頻出質問リスト|Part1/2/3の傾向と回答例【2026年最新版】

公開:
2026年最新
IELTS Speaking頻出質問リスト|Part1/2/3の傾向と回答例【2026年最新版】 - ELT英会話 英語学習コラム
田中 達也

執筆者: 田中 達也|ELT日本法人 代表

「IELTSのスピーキングは、トピックさえ知っていれば怖くない」 これは真実ですが、問題はそのトピックが4ヶ月ごとに30〜50%入れ替わることです。

特に2024年後半から2025年にかけては、「ロボット」「釣り」「地図」といった、一見日常的ですが準備していないと答えに詰まる「変わり種トピック」が急増しています。

本記事では、最新の出題データ(Forecast)に基づき、今まさに試験会場で聞かれている頻出質問をPart別にリストアップしました。 単なるリストだけでなく、Band 7.0以上を取るための「論理的回答フレーム(AREA法)」も解説します。試験直前の最終確認にご活用ください。

Part 1:最新の「変わり種」トピックと回答戦略

Part 1は「自己紹介とインタビュー」ですが、最近は "Work/Study""Hometown" といった定番以外に、日常生活のニッチな好みを問う質問が増えています。

これらは「専門知識」を問うものではなく、「日常的な事柄について、理由を添えて好みを語れるか」を見ています。

2025年頻出の「要注意」トピックリスト

以下のトピックは、実際に多くの受験者が「予想外だった」と報告しているものです。

Robots(ロボット)

  • Question: Do you like robots? Why or why not?
  • 回答のヒント: 単に「好き/嫌い」だけでなく、将来の影響(介護、労働など)に一言触れるとスコアが伸びます。
  • Keywords: artificial intelligence (AI), labor-saving device, replace humans

Fishing(釣り)

  • Question: Do you like fishing? Why or why not?
  • 回答のヒント: 日本人には馴染みが薄いかもしれませんが、「忍耐力が必要だから苦手」「自然の中でリラックスできるから好き」など、感情を交えて答えましょう。
  • Keywords: patience, relaxing, disconnect from daily life

Maps(地図)

  • Question: Do you prefer using electronic maps or paper maps?
  • 回答のヒント: 現代 vs 伝統の比較です。「スマホは便利だが、全体像を見るには紙が良い」といった対比が有効です。
  • Keywords: GPS navigation, get oriented, battery life

T-shirts(Tシャツ)

  • Question: Do you like wearing T-shirts? Why?
  • 回答のヒント: 服装の好みについてのカジュアルな質問。「フォーマルな場以外は毎日着る」「快適さを重視する」など、ライフスタイルと結びつけましょう。
  • Keywords: casual wear, comfortable, express personality

Noise(騒音)

  • Question: Do you like to stay in a place with a lot of noise?
  • 回答のヒント: 環境への好み。「静寂(peace and quiet)」を好むか、「活気(lively atmosphere)」を好むか、対義語を使って表現力をアピールできます。
  • Keywords: noise pollution, distract, concentrate

Helping others(人助け)

  • Question: Do you usually help people around you?
  • 回答のヒント: 社会性に関する質問。「困っている人を見過ごせない」という価値観や、具体的なボランティア経験があれば簡潔に触れます。
  • Keywords: lend a hand, volunteer, sense of fulfillment

Part 2:抽象的で難しい最新Cue Card(2分間スピーチ)

Part 2(Long Turn)では、描写しにくい「抽象的なトピック」や「経験がないと話しにくいトピック」が出題されています。 嘘でも構わないので、「具体的なストーリー」を事前に用意しておくことが突破の鍵です。

2025年シーズンの難問Cue Card集

【People】人物

  • Describe a person who likes to grow plants.
    (植物を育てるのが好きな人について話してください)
    • 対策: 祖母や友人など具体的な人物を設定し、「なぜ彼らは植物が好きなのか(癒やし、達成感)」を想像して話します。
  • Describe an interesting person that you have not met in person and would like to know more about.
    (会ったことはないが、もっと知りたい興味深い人)
    • 対策: 作家、歴史上の人物、SNSのインフルエンサーなどを挙げ、その人の「何」に惹かれているか(思想、作品、生き方)を語ります。

【Places】場所

  • Describe a tourist attraction that very few people visit but you think is interesting.
    (あまり人が訪れないが面白いと思う観光地)
    • 対策: 有名な観光地ではなく、「隠れた名所(hidden gem)」やお気に入りのカフェ、地元の神社などを描写します。

【Objects】モノ・技術

  • Describe a piece of technology that you find difficult to use.
    (使い方が難しいと感じるテクノロジー製品)
    • 対策: 複雑な設定が必要なスマート家電や、新しいソフトウェアなどを挙げ、「なぜ難しいか(counter-intuitive: 直感的でない)」を説明します。
  • Describe an invention that has changed the world in a positive way.
    (世界を良い方向に変えた発明)
    • 対策: インターネット、スマホ、ワクチンなど。個人的な利便性だけでなく、社会全体へのインパクト(Global impact)を語る必要があります。

【Events/Abstract】出来事・抽象概念

  • Describe a historical period you would like to know more about.
    (もっと知りたい歴史的な時代)
    • 対策: 江戸時代、産業革命期など。「なぜその時代か(平和だったから、技術が飛躍したから)」という理由付けが重要です。
  • Describe a new law you would like to introduce in your country.
    (あなたの国で導入したい新しい法律)
    • 対策: 食品ロス削減、プラスチック禁止、残業規制など。「現状の問題点」→「法律の内容」→「期待される効果」の順で構成すると論理的です。

Part 3:Band 7.0の分かれ目となる「Discussion」質問

Part 3はPart 2のテーマを広げた「抽象的な議論」です。 ここでは個人の感想ではなく、「比較(Comparison)」「予測(Prediction)」「評価(Evaluation)」という3つの論理的アプローチが求められます。

最新の頻出テーマと回答アプローチ

Buildings(建築)

  • Question: Are buildings now better than those in the past? Why?
  • 思考タイプ: Comparison(比較)
  • 回答例: 現代の建物(快適、省エネ)と過去の建物(美的価値、耐久性)を対比させます。「機能性は上がったが、個性は失われたかもしれない」といったバランスの取れた意見が高評価です。

AI & Future(AIと未来)

  • Question: How do you think AI will change education in the future?
  • 思考タイプ: Prediction(予測)
  • 回答例: 「教師の役割が変わる」という視点。「知識の伝達はAIが担い、教師はメンターとしての役割に集中するだろう」といった具体的なシナリオを提示します。

Urban Planning(都市計画)

  • Question: Do you agree or disagree with demolishing old historic buildings to make way for new development?
  • 思考タイプ: Evaluation(評価)
  • 回答例: 開発と保存のジレンマについて。「経済発展には必要だが、文化的アイデンティティを失うリスクがある」と両面に触れた上で、自分の立場(折衷案など)を述べます。

Band 7.0+ を取るための「AREA法」と必須語彙

どんな質問が来ても、論理的に答えるためのフレームワークを持っておくことが最強の対策です。 Band 7.0以上を目指すなら、AREA法を使って回答を構成しましょう。

論理的回答フレームワーク:AREA法

  • A = Answer(結論): 質問に直接答える(Yes/No, I think...)。
  • R = Reason(理由): なぜそう思うのか、背景や原因を述べる。
  • E = Example(具体例): 具体的な経験や一般論を挙げて説得力を増す。
  • A = Alternative/Answer(まとめ・別視点): 「一方で〜という意見もあるが…」と視野の広さを示すか、結論を再確認して締める。

使用例(Robotsについて):

  • (A) Yes, I think robots are beneficial.
  • (R) Because they can perform dangerous or repetitive tasks that humans dislike.
  • (E) For example, in factories, robots handle heavy lifting, which reduces injuries.
  • (A) Although some fear job loss, I believe they ultimately improve our quality of life.

トピック別・高得点語彙(Band 7.0+)

これらを自然に会話に織り交ぜることで、Lexical Resource(語彙力)のスコアが上がります。

  • Technology: artificial intelligence, automation, labor-saving device, autonomous
  • Environment: noise pollution, tranquil (calm), conservation, sustainable
  • Geography: topographic, landscape, terrain, coordinates
  • Helping others: altruistic (利他的な), empathy, charitable organization, sense of fulfillment

結論:リストを眺めるだけでは不十分

今回紹介した質問リストは、2025年の試験で実際に出題されているものばかりです。 しかし、リストを見て「なんとなく答えられそう」と思うのと、「実際に止まらずに、正しい文法と発音で2分間話せる」のとでは天と地ほどの差があります。

特に「新しい法律」や「歴史的時代」のような抽象的なトピックは、日本語でも即答が難しいものです。

ELTで「模擬試験」を体験

自分の回答がBand 6.0レベルなのか、7.0に届いているのかは、プロの客観的な評価がないと分かりません。

ELTでは、IELTSを知り尽くしたIELTS元試験官や国際資格を保有したネイティブ講師が、最新のトピックを使った模擬スピーキングテストを行います。 「論理構成(Coherence)」や「語彙の選択(Lexical Resource)」をその場で診断し、スコアアップのための具体的なフィードバックを提供します。

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執筆者について

田中 達也

田中 達也

ELT日本法人 代表

早稲田大学創造理工学部総合機械工学科を卒業後、同大学大学院に進学し、数値流体解析の研究に取り組む。大学院在学中、アメリカ・ヒューストンにあるライス大学で招聘研究員として宇宙船の流体シミュレーションに従事する。日本に帰国後は研究を継続する傍ら、ハーバード大学やインペリアル・カレッジ・ロンドンでキャリアフェアの開催を手掛ける。2019年には在学中にセキジン合同会社 (現 株式会社 ELT Education) を設立。2020年、英国法人 ELT School of English Ltd. と提携し、日本市場向けのオンライン英会話事業を開始。創業以来、1,000名以上の英語学習者のカウンセリングを行う。

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