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英語面接完全ガイド:自信がなくても合格する!質問TOP10と回答スクリプト

公開:
2026年最新
英語面接完全ガイド:自信がなくても合格する!質問TOP10と回答スクリプト - ELT英会話 英語学習コラム
田中 達也

執筆者: 田中 達也|ELT日本法人 代表

外資系企業への転職において、「英語面接」は日本人にとって最大の関門です。 「文法が間違っていたらどうしよう」「質問が聞き取れなかったら…」と不安になる方も多いでしょう。

しかし、英語面接を突破するために「ネイティブのような流暢さ」は必要ありません。 多くの外資系企業が求めているのは、「ビジネスレベルのコミュニケーション能力」です。つまり、準備した内容を自分の言葉で伝え、面接官に『この人は仕事ができそうだ』と思わせることができれば、英語力に多少の不安があっても合格は可能です。

本記事では、英語が苦手な方でも使える「シンプルな回答スクリプト」と、面接官の意図を汲み取った「合格回答のポイント」を、頻出質問TOP10とともに解説します。

この記事で分かること

  • 頻出質問Top 10: 必ず聞かれる質問とその「裏の意図」
  • 合格スクリプト: 中学英語で作れる「STARメソッド」テンプレート
  • NG回答: 日本人が陥りやすい謙遜しすぎな回答と改善例
  • サバイバル英語: 聞き取れない・詰まった時の魔法のフレーズ
  • 逆質問リスト: 面接官に好印象を与える質問集

1. 英語面接で必ず聞かれる質問 TOP 10 と面接官の意図

面接官の質問には必ず「意図」があります。表面的な回答ではなく、裏にある評価ポイントを押さえた回答を用意しましょう。

Q1. “Tell me about yourself.”(自己紹介をしてください)

  • 意図: 第一印象と、応募ポジションへの適性確認。

  • ポイント: 過去の経歴をただ並べるのではなく、「キャリア概要+強み+志望動機」をセットで簡潔に伝えます。「〇年の営業経験で●●を達成し、御社の〇〇にも貢献できる」と、応募職種との接点を示しましょう。

Q2. “Tell me about a challenge you faced at work.”(仕事での困難と対処法は?)

  • 意図: 問題解決能力と対人スキル(協調性)。

  • ポイント: トラブルそのものではなく、「どう分析し、どう解決したか」というプロセスを具体的に話します。

Q3. “What are your greatest strengths?”(あなたの強みは?)

  • 意図: その強みが自社で活かせるか(企業適合性)。

  • ポイント: 「リーダーシップ」などの抽象的な言葉だけでなく、「リーダーシップを発揮してチーム目標を達成した経験」のように具体例と数字を添えて説得力を持たせます。

Q4. “How did you hear about this position?”(このポジションを知ったきっかけは?)

  • 意図: 志望度と熱意の確認。

  • ポイント: 単に「求人サイトで見た」ではなく、「御社のビジョンに共感し、自分のスキルで貢献したいと思った」と志望動機を絡めて答えます。

Q5. “What are your greatest weaknesses?”(あなたの弱みは?)

  • 意図: 自己認識(客観性)と改善意欲。

  • ポイント: 弱みを隠すのではなく、「克服のために何をしているか」を伝えます。「英語のプレゼンが苦手なので、スピーチクラブで練習しています」など、成長意欲を示せばプラス評価になります。

Q6. “Tell me about a time you demonstrated leadership.”(リーダーシップを発揮した経験は?)

  • 意図: 主体性と影響力。

  • ポイント: 役職がなくても構いません。「プロジェクトを主導した」「チームの意見をまとめた」など、自分がイニシアチブを取った行動を話します。

Q7. “Why are you leaving your current position?”(退職理由は?)

  • 意図: すぐに辞めないか、ネガティブな理由ではないか。

  • ポイント: 現職の不満ではなく、「新しい挑戦がしたい」「キャリアアップのため」というポジティブな未来に焦点を当てます。

Q8. “Tell me about a time you made a mistake.”(失敗した経験は?)

  • 意図: 失敗からの学習能力と挫折耐性。

  • ポイント: ミスを認めた上で、「そこから何を学び、どう再発防止策を講じたか」を強調します。

Q9. “What type of work environment do you prefer?”(好みの職場環境は?)

  • 意図: 社風(カルチャー)とのマッチング。

  • ポイント: 応募企業の環境(チームワーク重視、自律型など)に合わせた回答を用意します。ただし、嘘はつかないように。

Q10. “How would your boss describe you?”(上司からどう評価されていますか?)

  • 意図: 自己認識と周囲との関係性。

  • ポイント: 「責任感が強いと言われます」など、客観的な評価を交えつつ、自分の長所をアピールするチャンスです。

2. 中学英語で作る!合格回答スクリプト(STARメソッド)

英語が苦手でも、「型」を使えば論理的で伝わる回答が作れます。難しい構文は捨てて、「短文」「強い動詞」で勝負しましょう。

魔法のフレームワーク:STARメソッド簡易版

すべての回答は、以下の順序で話せば論理的になります。

  1. Situation (状況): どんな問題があったか?
  2. Task (課題): 何をする必要があったか?
  3. Action (行動): あなたが何をしたか?(最重要)
  4. Result (結果): その結果どうなったか?(数字で)

そのまま使える回答テンプレート(Fill-in-the-blank)

Q. 「大きな課題を解決した経験は?」

NG例(長くて伝わらない): "Although I faced many difficulties with the project delay, I finally managed to solve the problem by creating a new strategy with my team, which was a challenging process..."

OK例(短文+強い動詞): "I faced a project delay (Situation). I took three actions (Action). First, I analyzed the root cause. Second, I consulted my team. Finally, we implemented a new strategy. As a result, efficiency increased by 20% (Result)."

コピペで使える「強い動詞」リスト

「頑張りました(tried)」ではなく、「達成しました(achieved)」を使うだけで印象が激変します。

  • Achieved: 達成した
  • Increased: 増やした
  • Reduced: 減らした
  • Led: 率いた / 主導した
  • Solved: 解決した
  • Optimized: 最適化した

3. 日本人がやりがちな「NG回答」と改善例

英語は合っているのに不採用になる原因の多くは、「謙遜しすぎ」や「自信のなさ」です。

NG①: 「経験がありませんが…」

  • ❌ Before: "I don't have experience in this area, but..."
  • ✅ After: "While I haven't worked in this specific role, I have related skills from my previous job."

    改善点: 「ない」ことより「ある(関連スキル)」にフォーカスし、ポテンシャルを感じさせます。

NG②: 「英語が苦手で…」

  • ❌ Before: "I'm not good at English."
  • ✅ After: "I’m currently improving my English, and I’m confident in my communication skills."

    改善点: 面接は言い訳の場ではありません。成長意欲と、言語以外の強み(コミュニケーション力)をアピールしましょう。

NG③: 「チームで頑張りました(Weばかり使う)」

  • ❌ Before: "We worked hard and succeeded."
  • ✅ After: "As a team member, I led the data analysis and contributed to our success."

    改善点: 外資系では "We" ばかり使うと「あなた個人は何をしたの?」と思われます。主語を "I" に変え、自分の貢献を明確にしましょう。

4. 聞き取れない!言葉に詰まった時の「サバイバル英語」

沈黙は最大の敵です。以下のフレーズを覚えておけば、焦らずに対応できます。

質問を聞き返すとき(Pardon? 以外で)

  • "I'm sorry, could you please say that again?"(もう一度言っていただけますか?)

  • "Would you mind speaking a little more slowly, please?"(少しゆっくり話していただけますか?)

質問の意図を確認するとき

  • "Could you rephrase the question, please?"(質問を言い換えていただけますか?)

  • "Do you mean...?"(~という意味でしょうか?)

考える時間が欲しいとき

  • "That's an interesting question... May I take a moment to think?"(いい質問ですね、少し考えてもいいですか?)

    沈黙する前にこの一言を挟むだけで、プロフェッショナルな印象を保てます。

5. 逆質問(Reverse Questions)リスト

最後に必ず聞かれる "Do you have any questions?" は、入社意欲をアピールするチャンスです。「特にありません」はNGです。

安全策:誰に聞いてもOKな質問

  • "Could you describe the team I would be working with?"(配属チームの雰囲気について教えていただけますか?)

  • "What do you enjoy most about working here?"(御社で働いていて一番楽しいことは何ですか?)

攻め手:やる気をアピールする質問

  • "What does success look like in this role?"(このポジションでの「成功」とはどのようなものですか?)

  • "What are the biggest challenges the team is currently facing?"(チームが直面している最大の課題は何ですか?)

結論:英語力より「準備」がモノを言う

英語面接は、ネイティブのように話せなくても合格できます。重要なのは、「聞かれること」を予測し、「型」に沿って準備し、堂々と話すことです。

しかし、独学では「自分の発音が伝わるか」「表情や態度が自信なさげに見えていないか」は分かりません。 本番で失敗しないためには、プロによる模擬面接(Mock Interview)が最も効果的です。

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  • レジュメ添削: 経歴を「刺さる英語(Action Verbs)」でブラッシュアップ
  • 模擬面接: 本番さながらのロールプレイで、回答の論理性や態度をフィードバック
  • 回答スクリプト作成: 強みを最大限に伝える、オリジナルの回答案を一緒に作成

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執筆者について

田中 達也

田中 達也

ELT日本法人 代表

早稲田大学創造理工学部総合機械工学科を卒業後、同大学大学院に進学し、数値流体解析の研究に取り組む。大学院在学中、アメリカ・ヒューストンにあるライス大学で招聘研究員として宇宙船の流体シミュレーションに従事する。日本に帰国後は研究を継続する傍ら、ハーバード大学やインペリアル・カレッジ・ロンドンでキャリアフェアの開催を手掛ける。2019年には在学中にセキジン合同会社 (現 株式会社 ELT Education) を設立。2020年、英国法人 ELT School of English Ltd. と提携し、日本市場向けのオンライン英会話事業を開始。創業以来、1,000名以上の英語学習者のカウンセリングを行う。

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